蔵の街 喜多方を歩く
- 5.0
- 旅行時期:2010/06(約16年前)
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by Dr.Poohさん(男性)
喜多方 クチコミ:1件
以前、喜多方に来たときには、駅通から市内中心部を見たので、ちょっと古い蔵がああるなぁ程度でした。
今回、比較的多くの蔵が残っている南町を訪ねてみました。
中々堂々とした古い蔵が立ち並ぶ場所もあり、中々風情のある町歩きを楽しむことができました。ここには、観光馬車もあり、馬車に揺られてのんびりと散策するのもいいでしょう。
喜多方には、古くから地場産業であった味噌・醤油などで使用されていた蔵があり、時代の流れの中で地場産業と供にその役割を終え、昭和40年代後半、どんどん取り壊されていく運命にあったそうです。
「蔵」に一抹の寂しさを感じ、写真をとおして喜多方の文化遺産を後世に残そうと蔵を撮り続けていた地元写真家の努力と喜多方ラーメンの知名度向上により、蔵の街並みのよさが見直され始めました。
現在、喜多方市内には、粗壁・白亜・黒漆喰・レンガ造りの蔵など様々な種類の蔵が、2600棟(4世帯に1棟の割合)以上点在しており、蔵を訪ねる旅を楽しむことができます。
是非、ラーメンだけでなく、蔵の街並みも楽しんでください。
近くには,会津大仏があります。
喜多方にある叶山願成寺は、嘉禄3年(1227年)に、法然上人の高弟・隆寛律師により開基された古刹です。
戦乱などで衰微し、江戸時代初期に行誉上人によって再興され、杉木立に囲まれた静かな境内には、重厚な山門、本堂、庫裏などその頃の建物が佇んでいます。
観音・勢至菩薩像をともなった 丈六の阿弥陀如来座像は、新阿弥陀堂に安置されていますが、平安末期から鎌倉初期の作とされ、国の重要文化財にも指定されています。
光背には、約1000体もの小さな仏像が並ぶという珍しいもので、この小仏像は、お守りにと武士が懐に忍ばせて戦地に赴き、無事に環るとまた戻したといわれています。現在、150体ほど欠けて空いているのは、戦死して戻せなかったからと伝えられています。
古刹・願成寺は、会津の地に770年の歴史を持ち、本尊に 丈六の阿弥陀如来坐像「会津大仏」を祀り、地元の人から信仰される名刹です。
最後は、やはり喜多方ラーメンです。
喜多方ラーメンを本場で食べるのは、二度目でした。
といっても、最初に食べたときには、そんなに騒がれていなかったので、余り印象に残っていませんでしたが。。。
今回は、「喜多方ラーメン」を意識しながら、「まるや」で頂きました。
あっさりしてるのにしっかりしたスープに、モチモチの太麺、シンプルな老麺(ラーメン)でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 喜多方の中心部に蔵の街が点在しています
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 街並を見るのは当然タダです
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 意外にのんびり歩けます
クチコミ投稿日:2013/05/31
いいね!:4票
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