臼杵 二王座の道を歩く
- 4.0
- 旅行時期:2012/04(約14年前)
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by Dr.Poohさん(男性)
臼杵・津久見 クチコミ:1件
臼杵の街歩きは、ちょっと素敵な風情があります。
商店街は、昭和初期までの民家の風情があり、店先を覗きながらの散策が楽しい通りです。
商店街から、一つ外れた通りに入ると、急に風情が変わります。
石畳のこの二王座の道には、漆喰の壁と重厚感のある瓦屋根の上級武士の武家屋敷が建ち並び、古い蔵やモダンな洋館なども見られる、江戸時代から現在までの歴史の流れが感じられる不思議な通りになっています。
二王座は、阿蘇山の火山灰が固まってできた凝灰岩の丘で、あちこちの岩を削り取って通した道で、この道の先には切り通しが今も往時のまま残されています。
通りの外れにある龍原寺には、慶長時代に建立され、聖徳太子像が収められた三重塔も凛とした佇まいで建っています。
散策に疲れたら、歴史の小手川商店で、臼杵の郷土料理、黄飯をいただきながら休むのも良いです。
飾らない、昔からの質素な料理ですが、炊き立ての黄飯を口に含んだときの香りが美味しいご馳走です。
向かいの造り酒屋とも親戚関係にあり、ご飯が出来上がるまで造り酒屋の見学もできます。
この周辺は、全て歴史の重厚な建物が軒を連ねる見ごたえのある通りとなっています。
懐かしい風情のある臼杵の町の散策は、小さい頃の自分に出会えるそんな感覚になります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 車があれば比較的楽にアクセスできます
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 観光地化されていない素敵な町です
- 見ごたえ:
- 4.0
- 情緒ある街歩きを楽しめます
クチコミ投稿日:2013/05/30
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