歴史を味わう 備中玉島を歩く
- 4.0
- 旅行時期:2013/04(約13年前)
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by Dr.Poohさん(男性)
倉敷 クチコミ:2件
倉敷市の西部にある玉島は、工業地帯でありながら、戦火を逃れた古い江戸時代からの街並みが残る場所です。
偶々、近くを通ったので、その街並を散策してみました。
玉島の古い街並は、玉島港と里見川を挟んで、3か所に分かれています。
玉島港側にあるのが、国の重要文化財にも指定されている旧柚木邸(西爽亭)。
玉島の大庄屋で、備中松山藩からも奉行格を拝し、藩主の宿泊所としても使われていた邸宅です。
玉島港と里見川の間に位置し、一番上流側にあるのが羽黒神社。
玉島の干拓事業と深い関わりのある神社で、屋根の上の烏天狗の鬼瓦が異彩を放ちます。その羽黒神社から続く、汐留堤の上に造られた江戸時代の問屋街が新町の街並です。白壁と土蔵がある歴史の街並で、そぞろ歩きが楽しい通りです。
里見川を渡ると、仲買町の街並となります。
古くからの味噌蔵や酒蔵が残る見ごたえのある街並です。
仲買町の背後には、良寛和尚が長年修行した曹洞宗の古寺、円通寺があります。
茅葺の本堂は、その歴史を肌で感じることができます。
玉島の入口にある留川には、海運の街として栄えたかのような水郷のような風景も楽しめます。
とても変化のあるレトロな町、玉島を一度歩いてみるのもお勧めです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 車があれば楽にアクセス
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 環境客はほとんどいません
- 見ごたえ:
- 4.0
- 歴史の街並が広がります
クチコミ投稿日:2013/04/14
いいね!:4票
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