京街道と磐船街道の分岐点、宗佐の辻(そうざのつじ)碑
- 3.5
- 旅行時期:2012/08(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
寝屋川・枚方・交野 クチコミ:187件
京阪枚方市駅近くの交差点に宗佐の辻(そうざのつじ)碑がある。枚方宿は、岡新町東端の東見付(ひがしみつけ=現在の新町1丁目)から西見付(にしみつけ=現在の堤町西端)まで約1.5キロに及び最盛期には本陣や旅籠(はたご)など家数341軒、人口1592人もの大きな宿場町だった。
枚方宿は遊郭も栄えたようで「送りましようか、送られましょうか、せめて宗左の辻までも」と詠われ遊郭から客が帰るときに遊女が宗佐の辻まで見送ったそうだ。宗左とは、江戸時代製油業を営んでいた角野宗左(かどのそうざ)のことで、宗左が住んでいた辻は、京街道と
磐船街道の分岐点になっていた。
現在の宗佐の辻には京街道と磐船街道の追分を示す文政9年(1826年)建立の追分道標があり、正面に「右大坂みち」、側面に「願主大阪」とあり和泉屋、近江屋、錦屋、小豆嶋屋と、刻まれている。枚方の繁華街の中にも宿場町の名残がある。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/04/08
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