両国国技館よりも大きかった大阪関目国技館
- 3.5
- 旅行時期:2012/02(約14年前)
-
-
by さすらいおじさんさん(男性)
大阪城・京橋 クチコミ:40件
大阪国技館(おおさかこくぎかん)は、かつて大阪府大阪市に存在した相撲興行施設で1919年大阪市浪速区恵美須東のルナパーク南側に、大阪相撲を中心とした興行開催を目的にオープンしたが大阪相撲は衰退期を迎えて1925年の本場所を最後に大阪相撲は相撲興行は中断。跡地(フェスティバルゲートの北側に隣接する駐車場)に石碑が残るのみ。1937年3月、東西の相撲興行が統一、双葉山の登場により相撲人気が高まった背景を受け、現在の大阪市城東区古市に4階建ての洋風ドーム建築で収容人員25000人の当時の両国国技館よりも大きい施設が完成、大阪大国技館とも大阪関目国技館とも呼ばれ、大阪市浪速区の大阪国技館と区別されている。
しかし、オープン間もない1941年には戦局の悪化から相撲興行が中断、結果的に4年で7回の準本場所を開催しただけで建物は軍需工場に転用された。戦後は進駐軍が接収、1953年に大阪場所として興行が再開された頃には既に建物は解体されていた。現在、大阪関目国技館があった場所は住宅地となっており、案内板を除いて往事を伺えるものは残されておらず付近にあった相撲茶屋の建物ももう取り壊されている。
- 施設の満足度
-
3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/03/16
いいね!:2票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する