七夕伝説の「交野が原」の天の川
- 3.5
- 旅行時期:2012/01(約14年前)
-
-
by さすらいおじさんさん(男性)
寝屋川・枚方・交野 クチコミ:187件
枚方市、交野市のあたり一帯は平安時代の頃は「交野が原」と呼ばれ、日本に於ける七夕伝説発祥に地といわれている。 平安時代初期、桓武天皇(かんむてんのう、737−806年)は「交野が原」に北極星を祭り国家の安泰を祈願したびたび狩猟を楽しんだ。
「交野が原」は貴族たちの遊猟地と栄え、『古今集』には在原業平(ありわら の なりひら、825−880年)が惟喬親王(これたかしんのう、844−897年)の狩猟の供をした時に『狩り暮し 棚機津女(たなばたつめ)に 宿借らむ 天の川原に 我は来にけり』と詠んだ歌が載っており、この頃には既に七夕の伝説が定着していたものと思われる。
このあたりには天の川を始め七夕や星に関わる地名が多いが、平安時代から残る地名と考えられている。
- 施設の満足度
-
3.5
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/03/13
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する