与謝蕪村の子供時代の思い出を伝える句碑と生誕地の碑
- 3.5
- 旅行時期:2010/04(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
大阪城・京橋 クチコミ:40件
毛馬閘門近くの淀川堤防上に、与謝蕪村の句碑と生誕地の碑がある。句碑には有名な「春風馬堤曲」の中の『春風や 堤長うして 家遠し』の句が、蕪村の自筆を拡大して刻まれている。
「なの花や 月は東に 日は西に」「春の海 終日(ひねもす)のたり のたりかな」などの俳句で知られている与謝蕪村は江戸時代中期の1716年(享保元年、八代将軍徳川吉宗が将軍についた年)、大阪市都島区毛馬町(当時の摂津国(せっつのくに)東成郡(ごおり)毛馬村)に生まれた。「余、幼童之時、春色清和の日には、必(かならず)友どちと此堤上にのぼりて遊び候」と幼年時の生誕地淀川岸で遊んだ回想を蕪村62歳の時に残している。
誰でも大切にしている還暦を過ぎた老人の懐しい子供時代の思い出だろう。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2013/02/16
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