成田空港への足として、依然人気のある京成本線
- 3.0
- 旅行時期:2012/10(約13年前)
-
-
by fmi(ふみ)さん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:56件
京成は、成田空港が開港した1978年から、空港へのアクセスを行っているが、リムジンバスに対抗するようになったのは、1991年の空港ターミナル直下に駅が出来てからであった。
以来、都心と成田空港を1本で結ぶ交通機関としては、一番安く、また時間も確実であるため、とりわけ特急料金の不要な本線特急はいつ乗車しても、空港利用客と大きな荷物でごったがえしている。これはスカイアクセス線が開業した2010年以降も、変わってない。
京成は、スカイライナーという有料のロマンスカーが昔から走っており、こちらは荷物置き場などが完備されているが、時間帯によって座席が満席になることも少なくはない。
一般の特急は、途中の成田市、佐倉市、八千代市などでは重要な交通機関であり、途中からの利用客も多く、終日混雑する。
朝夕のラッシュは、特急のスピードが意外と速いため、混雑はするが、千葉県下でも東西線、総武線、京葉線快速に比べると、空いている。特急に抜かれる普通電車は、船橋から都心方向は、朝でも座れる場合ばあるほど。
京成は、上野の隣、日暮里駅を都心での重要な乗り換え拠点として整備しており、上下2層構造の新ホームは、機能的だが、依然、荷物を持った場合はJRとの乗り換えは面倒。京成側が努力してもJR側が改善に消極的、特に日中は乗り換えれるJRの電車が山手線と常磐線のみ。JRは成田、羽田とも空港輸送は競争相手なのである。
都心側のターミナルがいまいちであるにも関わらず、手軽なことから、外国人利用者(特にアジア系)の利用もかなり多く、定着している。
乗車しているとよく目にするのは、日暮里駅などで案内を確認せず、途中駅どまり(臼井行が多い)に乗ってしまい、終点駅(臼井駅など)で途方に暮れている外国人、特急に乗っても、空港の手前にある京成成田駅を、空港と勘違いして降りてしまう外国人で、やはりアジア系に多い。京成は案内のユニバーサルデザイン化をかなり進め、4か国語表示や英語放送など、案内は充実しているのだが。
- 施設の満足度
-
3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 成田空港へ行く場合、本線経由が一番安い。
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 朝のラッシュは東京では空いてる方。しかし日中の空港特急は荷物も多く煩雑。
- バリアフリー:
- 3.0
- 乗り場へのアクセス:
- 2.5
- 直通路線が多いが、近隣路線の乗り換えは便利ではない
- 車窓:
- 4.0
- 都内は雑然、成田近辺は田園風景
クチコミ投稿日:2012/10/23
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する