昭和モダンのアールデコ風の芝川ビルは女子短大のはしりの花嫁学校だった
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- 旅行時期:2012/08(約13年前)
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by ぬいぬいさん(男性)
心斎橋・淀屋橋 クチコミ:6件
江戸時代から大阪の経済活動の中心として栄えてきた船場地区に建つ芝川ビル。
1927(昭和2)年に建てられたアールデコ風の外観に南米マヤ・インカの装飾を纏った近代建築です。
このビルを建てたのは、江戸時代から続く商家だった芝川家の四代目当主だった芝川又四郎氏。関東大震災の教訓をもとに耐震、耐火性に優れた鉄筋コンクリートのビルに建替えたとか。
現在のように部屋を賃貸するとか言う考えは全くなかったようで、事務室や応接室、娯楽室等の用途に使うものの、建物すべてを使い切ることができず、余った部分に「芝蘭社家政学園」という花嫁学校を設立して、校舎として使われることになりました。
この建物は、今で言う女子短大のはしりだったわけですね。
今は眼鏡屋さんやベトナム料理のレストラン、カフェが入ったおしゃれなテナントビルとして使われています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/10/18
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