天平時代の重要な寺院跡、百済寺(くだらじ)跡
- 3.5
- 旅行時期:2012/06(約14年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
寝屋川・枚方・交野 クチコミ:187件
百済寺(くだらじ)は、大阪府枚方市にかつてあった寺。天平勝宝2(750)年頃に百済王敬福(くだらのこにきしきょうふく)によって建立されたと言われている。1941年1月27日に国の史跡に指定され、1952年3月29日に特別史跡に指定され1965-1967年に史跡公園としての整備が行われ1973年10月、「百済寺跡の松風」として枚方八景の一つに選ばれた。摂津国に「百済郡」が存在したことがあるが、この付近がその西端と考えられている。難波には百済から渡来してきた人々が多く住んでいた。百済王氏はもと摂津国百済郡を拠点としていたが、百済王敬福が749年、陸奥国で発見した黄金を平城京の聖武天皇へ献上することによって、従五位上陸奥守から従三位河内守へ異例の昇進を果たし、それを機会に河内国交野の地を次の拠点にしたものと考えられている。天平時代の百済との強い関係を示す、歴史上重要な寺院跡だ。
京阪交野線宮之阪駅下車徒歩10分。京阪本線枚方市駅より京阪バス中宮病院前下車、西へ100メートル。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/09/06
いいね!:3票
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