国立新美術館内の人気フレンチ
- 3.5
- 旅行時期:2011/09(約14年前)
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by dune45さん(男性)
六本木 クチコミ:1337件
国立新美術館の3Fにあるフレンチレストランです。
国立新美術館の設計者は黒川紀章で、エントランススペースは広大な吹き抜けになっており、こちらのレストランもその吹き抜け部分の一部を成していて、周囲から見ても壮観です。このレストランそのものが、「観光名所」と言えるのではないでしょうか?
ランチは、2000円と3200円の2コース。
2000円のコースはメインディッシュにデザート、コーヒー。それにバゲットが加わり、リエットとオリーブオイルでいただきます。
3200円のコースは、2000円のコースに前菜が加わります。
今回は2000円のコースを選択。
メインは「白身魚のエスカベーシュ」と「仔羊とトマトのブイヨン煮」からのセレクトになりますが、羊が苦手な私には、魚料理の選択しかありませんでした。羊という好き嫌いの分かれる食材を選ぶのであれば、もう一品くらい選択肢を増やして欲しいところです。
デザートは「フレッシュフルーツとヴェルヴェーヌのジュレ」「チョコレートのフォンダン仕立て」「ヨーグルトのムース」「ファー・ブルトン 塩キャラメルソース」「桃とホワイトチョコレートのムースのデュオ」からのセレクトで、桃と迷いましたが、ファー・ブルトンを選択しました。
メインの魚料理は、イトヨリをフライにし、ジュレ仕立てにした冷たい料理で、暑い夏には良いのかもしれないですが、さほど驚きはなく凡庸なイメージ。
デザートも選択肢が多い点は嬉しいものの、セレクトした「ファー・ブルトン」は特に可もなく不可もなくと言ったところ。
食後の飲み物はホットコーヒーをいただきましたが、こちらはコーヒーメーカーで作ったものでした。
多数の来場者を抱える国立新美術館内の唯一のレストラン(他にカフェはあり)で、それ故に182席もの席数を有しているので、どうしても制約があるのかも知れません。
私の感想で言うと、レストランとして味に期待するのであれば、まずまず普通のお店と言ったところ。
ただ、日本を代表する建築物内の、吹き抜けの素晴らしい空間で、座席からの見晴らしなど、プラス&の要素をたくさん持っており、観光気分で一度は行ってみる価値のあるお店だと思います。
注意しなければならない点は、国立美術館での展示内容によっては、12時前にも長蛇の列が出来る可能性があると言う事。ランチは予約が出来ないので、込み合うことが予想される場合は、11時の開店直後を目指すのが賢明かも知れません。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 一人当たり予算:
- 3,000円未満
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- サービス:
- 3.5
- 雰囲気:
- 4.5
- 料理・味:
- 3.5
- 観光客向け度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/09/01
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