縁切り寺・駆込み寺として知られた尼寺
- 4.0
- 旅行時期:2012/06(約14年前)
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by でかドラさん(非公開)
鎌倉 クチコミ:12件
弘安8年(1285)に北条時宗夫人の覚山志道尼が開創され縁切り寺、駆込み寺として知られています。現在は男僧の寺であるが、明治36年(1903年)までは代々尼寺で、江戸時代、離婚請求は夫側にしか認められていなかったが、夫と縁を切りたい女性は、当寺で3年の間修行をすれば離婚が認められるという「縁切寺法」という幕府公認の制度がありました。この制度は、女性からの離婚請求権が認められるようになる明治5年(1872年)まで続いたとされ、長きに渡り離婚調停に似た運用をしていたことなります。
境内の茶室「寒雲亭」立礼茶室「白蓮舎」で花菖蒲を眺めながらお抹茶と上生菓子が楽しめ、本堂「泰平殿」は春に枝垂れ桜が咲き乱れ、訪れた時には紫陽花に似た岩がらみが特別公開されていました。6月は紫陽花や花菖蒲、そして特別公開される岩がらみ等の花々が楽しめる東慶寺、北鎌倉地区に訪れた際は足を運んでみる価値ありです。
<東慶寺>
神奈川県鎌倉市山ノ内1367
TEL 0467-22-1663
http://www.tokeiji.com/
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/08/04
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