一本100円の縄でぐるぐる巻き
- 3.0
- 旅行時期:2011/06(約15年前)
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by たびたびさん(男性)
亀有・柴又 クチコミ:72件
南蔵院のしばられ地蔵は、享保年間、吉宗、大岡越前時代の逸話が残る地蔵様。呉服問屋越後屋の手代弥五郎が南蔵院前を通りかかった時、背負っていた反物をお地蔵様の横に置いて休んだところ、うっかり寝入ってしまい目覚めた時には大事な反物が無くなっていることに気がつきました。弥五郎があわてて奉行所へ駆け込みますが、大岡越前は「門前に立ちながら盗人の所業を見逃すとは、ふとどきせんばんな地蔵である。その地蔵を召し捕ってまいれ」と命じ、縄で縛られた地蔵様が台八車に乗せられ奉行所に。その様子をみた江戸市民はもう大変な騒ぎ。江戸中にその話が広がり、我れ先にと奉行所の白洲に江戸市民が集まりました。ところが大岡越前はその群集に対して「天下の奉行所をなんと心得る。野次馬連中に木綿一反の過料を申し渡たす。」との鶴の一声。やがて山と積まれた反物の中に盗品が二反が紛れ込んでいるのが判明。盗人はお縄となり「これにて一件落着」。以来、盗難厄除けをはじめ、あらゆる願いごとを叶えてくける地蔵尊として、庶民に慕われてきたのだそうです。
一本100円の縄でぐるぐる巻きになっていますが、願いがかなうとこれを解くことになっています。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2012/05/02
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