雲洞庵
- 5.0
- 旅行時期:2010/08(約15年前)
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by 美良々橋モヨ子さん(男性)
塩沢・上越国際 クチコミ:1件
上杉景勝やその家臣である直江兼続が幼きころに学んだという雲洞庵という禅寺に参拝した。入場料を払って山門をくぐるとこの田舎には立派な古刹がたたずんでいた。ここはJRの路線から歩いて1時間またはタクシーを使わなければ行けなくとても不便な立地ではあるが、禅寺の古刹らしく境内はとても落ち着いている感じである。この寺は室町時代足利学校を開いた上杉憲実の庇護が暑くまた江戸時代になっても家康の位牌が置いてあることから大事にされてきた寺である。雲洞庵の参道の下には法華経の一石一字が書かれた石が埋められており古来より「雲洞庵の土踏んだか、関興寺の味噌嘗めたか」といわれ、参道を踏みしめて参詣することで御利益があるとされた。寺の本堂前の石仏は苔むしていていかにも禅寺らしきわびさびの良い境内である。宝物殿には武田信玄、勝頼、上杉景勝、直江兼続、上杉憲実、などなどの戦国武将にかかわりのあるゆかりの書状や遺品がおさめられ武将たちの手紙小さな博物館と言っていいほどだった。寺の対応はとてもよく去年、天地人影響で人がたくさん来たせいかとても観光慣れしていて説明書きなども手書きではあるが解りやすい説明であった。宝物殿の中には今川義元へ天皇からの院宣などもあり興味深かった。また座禅道場は空気の張りつめられたようなところでまた直江兼続、上杉景勝主従が学問を学んだ間も残っていた。本堂の裏には上杉憲実、宇佐美定満の供養塔があったがそこは立ち入り禁止で一般の人は参拝できないと寺の人に言われた。近くには上田長尾氏の居城、坂戸城、樺ノ沢城があるのでそこと同時に見ることをお勧めする
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 1.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2012/04/25
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