笠地蔵のような伝説の残る名刹
- 4.5
- 旅行時期:2010/01(約16年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
天白・笠寺 クチコミ:3件
笠覆寺は地元では笠寺観音と呼ばれ、尾張四観音の一つとして広く親しまれているお寺ですが、その名は、元々8世紀に禅光(善光)という僧が浜辺に落ちていた流木から十一面観音像を彫り、この像をご本尊として祀る小松寺という寺が建立されたものの、その後廃れてしまって風雨に晒されたままの観音像を不憫に思った娘が、笠を被せて安置したことに由来しています。
この娘を見初めたのが旅の途中で通りすがった藤原兼平で、娘を都に連れ帰って玉照姫と名付けて妻にしたという逸話に基づき、この寺には玉照姫と兼平の仲睦まじい碑が建てられていて、恋の成就や縁結びを願う若い女性、そして今後の末永い幸せを祈るカップルの姿等をよく見かけます。
またこの寺には鎌倉時代の鐘楼もあって、尾張三名鐘に数えられていますので、こちらも必見だと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/02/21
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