JR奈良駅から徒歩20分で行ける、ならまち(奈良町)
- 4.0
- 旅行時期:2010/10(約15年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
奈良市 クチコミ:20件
ならまち(奈良町)は、江戸時代以降の町屋が数多く建ち並ぶ地域でほぼ全域が元興寺(がんごうじ)の旧境内にあたる。近鉄奈良駅から徒歩15分、JR奈良駅から徒歩20分ほどで行ける。
奈良の都・平城京の外京として多くの社寺が置かれたことに始まり長岡京遷都後も、東大寺や春日大社、興福寺の膝元として都市機能を維持した。中世以降、元興寺旧境内に様々な産業(筆、墨、蚊帳、晒、布団、刀、酒、醤油など)が発展し、江戸期には有力商工業都市として町が形成された。
第二次世界大戦の空襲を免れ、街路と建築が残り1990年には「奈良町都市景観形成地区」の指定を受けている。
庚申堂(こうじんどう)は、ならまちの中心にあり、「庚申さん」と呼ばれ庚申信仰の奈良の拠点で青面金剛像を祭祀している。青面金剛の使いの猿を型どったお守りは、魔除けとして町内の家々の軒先に吊るされている。大きいのが大人、小さいのが子どもとされ、家族構成に合わせて吊るされている。町内の住民の災いを代わりに受けることから「身代わり猿」と呼ばれ、背中に願い事を書いて吊るせば願いが叶うとされ、「願い猿」とも呼ばれている。
ならまちは古い格子の町屋を見ながら歩くのも楽しいが、元興寺極楽坊(世界遺産) 、元興寺塔跡 、庚申堂 、高林寺、御霊神社、時の資料館、ならオリエント館、なら工藝館、奈良市音声館、奈良市ならまち格子の家、奈良市立史料保存館、奈良町資料館、奈良町振興館、奈良町物語館 、藤岡家住宅(重要文化財) など見所がたくさんあり、奈良の観光スポットのひとつになっている。
- 施設の満足度
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4.0
- 施設の快適度:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/02/14
いいね!:2票
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