阪堺上町線、東天下茶屋下車から徒歩3分で参拝できる安倍晴明神社(あべせいめいじんじゃ)
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- 旅行時期:2010/04(約16年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
ミナミ(難波・天王寺) クチコミ:214件
安倍晴明神社(あべせいめいじんじゃ)は、安倍王子神社の近くに鎮座する安倍王子神社境外社で創建は1007年といわれており阪堺上町線、東天下茶屋下車から徒歩3分で参拝できる。祭神の安倍 晴明(あべ の せいめい921−1005年)はこの地で生まれたといわれ境内には産湯の井戸がある。
安倍 晴明は、平安時代の最も有名な陰陽師の1人で、鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏(土御門家)の祖とされている。
幼少の頃、陰陽師賀茂忠行(かも の ただゆき、生没年不詳−960年頃)に陰陽道を学び、天文道を伝授されたとされている。
960年天文博士から天文道を学ぶ学生の職であった晴明は村上天皇(むらかみてんのう926−967年) の命で行った占いが認められ天文博士に任ぜられた。
その後も花山天皇(かざんてんのう968−1008年)、一条天皇(いちじょう てんのう980−1011年)、藤原道長(ふじわらのみちなが966−1027年)など時の権力者の信頼を集めている。
陰陽師として名声を極めた晴明は、天文道で培った計算能力をかわれて安倍氏は賀茂氏と並ぶ陰陽道の家としての地位を確立した。
平安時代では、最先端の学問であった「天文道」や占いなどを、体系的な陰陽道としてまとめたことで卓越した陰陽師といわれ、事跡は神秘化されて数多くの伝説的逸話を生んでいる。
晴明が死んだ11世紀に早くも晴明は神秘化され歴史物語の『大鏡』や説話集の『今昔物語』『宇治拾遺物語』『十訓抄』に神秘的な逸話が登場している。現代も映画、ドラマ、小説、漫画など晴明はしばしば登場する不思議な魅力を持った人物だ。
- 施設の満足度
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3.5
- 施設の快適度:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/02/05
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