南北朝時代の山城跡
- 4.0
- 旅行時期:2009/09(約16年前)
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by ナオさん(女性)
伊達・川俣 クチコミ:2件
霊山城跡は、岩崎元郎氏の新百名山で、福島県立自然公園の霊山825mの最高点ピークから320mの所にあります。霊山城跡のすぐ下には国司館跡もあります。
霊山は859年(貞観元年)、比叡山延暦寺の慈覚大師によって開山され、南岳山山王院霊山寺と称したそうです。その後、南北朝の時代になり、都より逃れてきた後醍醐天皇の皇子義良親王を奉じた陸奥守北畠顕家は、南朝再興を願って霊山に国府を開き、この時、寺院城郭として霊山城を築城しています。北畠顕家は、北朝方に破れ、霊山はことごとく焼き尽くされてしまったのだそうです。
そのような訳で、霊山には多くの遺跡群が残されているのです。
南北朝の時代にタイムスリップして、山上で静かに時代の移り変わりに思いを馳せるのも、なかなか味なものです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 2.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2012/01/17
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