国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 : 時間があれば平和記念資料館と一緒に見学しては?
- 4.0
- 旅行時期:2011/12(約14年前)
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by ニッキーさん(女性)
広島市 クチコミ:2件
平和記念公園の中にあります。原爆により亡くなった人を追悼し、平和を祈念するための国の施設として2002年に開館しました。入館料は無料です。写真はフラッシュを使わなければ撮っても構いません。平和記念資料館を訪れる人は多いですが、この原爆死没者追悼平和記念館は知名度もあまり高くなく、すいています。平和記念資料館は原爆投下について知識を深める場。それに対してここは原爆死没者を追悼し、死没者や被爆体験の記録を残していく場であると考えるのがよいかもしれません。
この施設の大きな特徴は、原爆で亡くなった人の氏名と写真を登録し公開していること。常時、12面の大型モニターで写真(遺影)を映し出しているほか、検索装置を備えているので、一人一人の写真を探して見ることもできます。
もう一つの特徴は体験記閲覧室で被爆体験記や写真、動画を自由に閲覧、視聴、検索できることです。すべて日本語、英語、中国語、韓国・朝鮮語対応です。ここでは被爆者の体験記をじっくり読むことができるので、時間があれば資料館と一緒に見学するといいと思います。原爆体験記を読むことにより、資料を見ただけでは伝わってこない具体的な原爆被害の悲惨さを知ることができます。
入館料は無料であるにも関わらず、バリアフリーの立派な建物、4カ国語で読んだり聞いたり検索したりできる装置、広々したスペースなど、展示内容に対して訪れる方が気後れするぐらい立派な施設です。やっぱり国立だからかなぁ、なんて考えてしまいますが、死没者の名前と写真を残す、体験を後代に残して行くという点で必要な施設なのでしょうね。せっかくできた立派な施設、無料ですから、もっと知名度が上がって多くの人が訪れればいいと思います。
最後に平和記念・追悼空間の紹介をしておきます。
地下一階の入口を入り、パンフレットをもらったら順路に沿って追悼空間スロープを進みます。緩やかに左へカーブしたスロープです。時計の針と逆回りにスロープを下って行くことにより、あの時へと時間をさかのぼって行くわけです。スロープの途中、6カ所で原爆投下までの経緯や被害の概要を説明板で説明しています。
スロープを下りた先、中央にある丸い部屋が平和記念・死没者追悼空間です。中央には原爆投下時刻である8時15分を表す水盤のオブジェ。壁面タイルには爆心地から見た被爆後の街並みを360度のパノラマで表現しています。パノラマの下には被爆当時の広島市の町名をパノラマの方向に合わせて表示しています。
見応えという点では平和記念資料館に遠く及びませんが、無料ですし、原爆被害の悲惨さを一人一人の体験記を読みながら知ることができます。時間があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか?私たちは立ち寄って良かったと思います。体験記が読めますし、ここでひとときを過ごすことが原爆死没者を追悼し平和を願うことにもなるような気がします。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- すいています。
- 展示内容:
- 3.5
- バリアフリー:
- 5.0
- エレベーター、エスカレーター、スロープなどを備えています。
クチコミ投稿日:2012/01/04
いいね!:2票
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