日本怨霊界の大スター崇徳上皇終焉の地・天皇寺(白峰宮)
- 5.0
- 旅行時期:2012/12(約11年前)
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by 吉備津彦さん(男性)
坂出・瀬戸大橋周辺 クチコミ:1件
伝承によれば、古代に南海の大魚を退治しに向かった讃留霊王[1]ら88人の兵士が大魚に船を呑まれて倒れたとき、横潮明神が泉の水を持ってあらわれ、その水を兵士に飲ませた。すると、全員が命を吹き返して助かったという。それからこの泉は「八十場(やそば)の霊水」と呼ばれるようになったという。
その後空海(弘法大師)が八十場の泉を訪れたとき、十一面観音、阿弥陀如来、愛染明王の三尊像をつくって堂を建て安置したといい、また、薬師如来を刻んで安置伽井としたのが起源であるという。当初は摩尼珠院妙成就寺(まにしゅいん みょうじょうじゅじ)と称したという。
摩尼珠院妙成就寺は、明治初年の神仏分離令によって廃寺となった。その後末寺の高照院が移転してきて七十九番札所を引き継いだものである。
香川県坂出市西庄町。宗派は真言宗御室派で、本尊は十一面観世音菩薩。山号を金華山、院号を高照院と称し、天皇寺高照院とも呼ばれる。四国八十八箇所霊場の第七十九番札所。境内は崇徳上皇を祀る白峰宮に隣接し、元は白峰宮の神宮寺であった。
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌:十楽の 浮世の中を たづぬべし 天皇さへも さすらひぞある
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 高松道坂出ICから5km
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 5.0
- 屋根の上の狛火消しにも注目
クチコミ投稿日:2012/01/02
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