大倉山記念館 : 建物が一見の価値あり。昭和の西洋建築の代表です。
- 4.0
- 旅行時期:2010/10(約14年前)
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by ニッキーさん(女性)
港北・長津田・青葉 クチコミ:1件
大倉山公園を奥に歩いて行くと、林の向こうに突如ギリシャ神殿のような白亜の建物が現れて驚きます。それが大倉山記念館。横浜市指定有形文化財です。
もともとは大倉邦彦という人物が1932年(昭和7年)に精神文化研究所の本館として建てた建物です。設計を手がけたのは古典主義建築の第一人者、長野宇平治氏。
東西文化の融合を目指してデザインされた結果、入口はギリシャ神殿のよう、内部は昭和の西洋建築のレトロな雰囲気を漂わせています。
今は横浜市の所有になっていて公民館のように使われています。
横浜市在住、在勤、在学している人が代表者になれば、10の会議室やギャラリー、ホールやピアノを借りることができます。
ちなみに横浜市の施設なので使用料はそんなに高くはありません。
大倉山記念館ホームページ:http://o-kurayama.com/index.html
中庭を囲む56mの回廊が展示ギャラリーになります。
ホールは小規模なコンサート用。定員80人です。
他に精神文化研究所附属図書館も併設しています。
とにかく建物が一見の価値あり。
ギリシャ神殿風の柱が立ったピロティー。
内部には重々しい石の階段。
吹き抜けを見上げれば、飾り彫刻が美しい。
ドラマや映画の撮影も行われ、裁判所、検察庁、大使館、首相官邸などの設定でロケが行われることが多いそうです。
私はピアノコンサートを聴きに行ったのですが、ホールはステージ両脇にどかんと丸い柱があって、天井はなんと神社の屋根を彷彿とさせる木組みになっています。
こんなホールでの演奏会は、聞く方はもちろん演奏する方も気分がいいだろうと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 4.0
- 東急東横線大倉山駅から徒歩7分
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 公民館のように使われています。横浜市の施設なので使用料は高くありません。
クチコミ投稿日:2011/07/20
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