2010/10/04 - 2010/10/04
269位(同エリア819件中)
ニッキーさん
横浜港北区の大倉山記念館へピアノコンサートを聴きに出かけました。
大倉山記念館。
大倉山駅から程近い大倉山公園の中にその建物はありました。
現在は市民が利用できる施設になっていますが、こんな所にこんな建物が、と驚くような歴史ある洋風建築でした。
この日は雨こそ上がったものの薄暗い天気。
夜のコンサートを前にした夕方の大倉山公園は人の姿もなく、うっそうとした木立に囲まれて静まり返っていました。
奥の方へ行くと梅林があり梅の名所として知られているようですが、この日はそこまで足を伸ばすことはできませんでした。
コンサートは夜の開演ですが、妹と大倉山駅で落ち合って一緒に行きます。夕食を済ませてから会場へ行くことにしたため、かなり早めの待ち合わせです。
そればかりか、4トラ魂が刷り込まれている私は、妹と会う前に一人で大倉山公園の下見を済ませよう(旅行記用の写真を撮ろう)と、さらに余裕を見て早めに家を出ました。
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
-
東急東横線って千葉県からは行きにくいなぁ、渋谷経由しかないかなぁ、と思いながら調べてみたら、今はなんと船橋から横須賀線で武蔵小杉まで行って東急線に乗り換えられるようになっていました。船橋まで出るのも大変な我が家ですが、これならずっと楽です。
長男から、『武蔵小杉の乗り換えはかなり歩く。乗り換え通路を歩くと10分。外を歩くと6分』と聞いていましたが、外に出て迷うといけないので時間がかかっても乗り換え通路を歩くつもりです。横須賀線武蔵小杉駅の案内板では南武線乗り場まで365mとあります。ここに立っていた警備員さんに尋ねると、東急線は南武線乗り場のさらにその先になるとか。
よしっ、歩くぞ〜。 -
乗り換え通路は現在工事中。
くねくね曲がった通路を歩きます。 -
どんどん歩いて〜。
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南武線乗り場まで180m。
「約4分(目安)」だそうで。
わざわざ(目安)と書くあたり結構気配りが細かい案内板。 -
くねくね〜
おもしろいです。 -
まだまだっ
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南武線乗り場まで135m
もう少し。 -
南武線乗り場にたどり着きましたが、東急線はさらに先。
南武線のプラットホームを突っ切って〜 -
JR改札口を出て〜
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東急線の改札口へ向かいます。
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この階段を下りて〜
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ようやく東急線の改札口にたどり着きました。
お疲れさまでした。
やはり早足で歩いてだいたい10分ですかね。
私は写真を撮りながら歩いたのでもっとかかって電車1本逃しました。
通勤の人は大変でしょうが、時間に余裕のある私はくねくねが結構楽しかったです。 -
武蔵小杉から東急東横線各駅停車で大倉山駅までは10分ほど。
1本逃したとは言え、待ち合わせ時間には余裕を持って大倉山駅に着きました。
妹と会うまでに大倉山公園の方をぶらぶらしてみます。 -
大倉山公園へは駅を出てすぐ右手の坂を線路に沿って登って行きます。
あとは道なりに歩いて行けばオーケーです。 -
5分も歩くと公園らしい雰囲気になってきました。
ハナミズキが早くも紅葉し始めています。 -
大倉山公園入り口
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大倉山記念館はもう少し先にあるようです。
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階段を上ると〜
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正面に白い柱のある西洋風の建物が見えてきました。
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おおーっ、すばらしい建物です。
入り口は柱が並んでいてギリシャ神殿のようです。
こんな公園の中にこんな建物があるとは・・・。 -
イチオシ
大倉山記念館は、思想文化や教育の研究に力を注いだ大倉邦彦という人が1932年(昭和7年)に精神文化研究所の本館として建てた建物なのだそうです。
今は横浜市の所有になっており、横浜市有形文化財に指定されているそうです。 -
それにしてもすばらしい建物です。
中はいったいどうなっているのでしょう?
夜のコンサートがますます楽しみになります。 -
レリーフまで手が込んでいます。
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建物の左側に回ってみました。
側面もみごとです。
どちらが正面かわからないぐらい立派ですが、ギリシャ風の柱が立っている方がやはり正面のようです。 -
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夕方の大倉山公園は人影もなく木がうっそうと茂り、お天気もよくなかったせいかちょっと怖いような雰囲気でした。
この公園は奥の方に梅林があるようでしたが、ひと気のなさと薄暗さにちょっとびびってしまって一人で行く気にはなれず、妹と待ち合わせの時間が迫っていたこともあり、この辺りだけ見て引き返すことにしました。 -
高台にあるため木々の向こうに街が見えます。
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この雰囲気、かなり良いかも。
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木立の向こうに見える白い大倉山記念館
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妹から、家族の晩ご飯の支度が済み、こちらに向かっているとメールが入りました。
この階段を下りて待ち合わせ場所の駅まで引き返します。 -
大倉山駅周辺は居酒屋やラーメン店はあったのですが、ゆっくり話ができそうなお店があまり無く、レストランはあっても定休日。結局駅から少し歩いてロイヤルホストに入り、演奏会が始まるまでのわくわくするひと時を、おしゃべりして過ごしました。
妹とはクリスマスの頃に一緒に台北旅行に行く予定なので、ちょっぴりその打ち合わせも。旅行の計画を立てるのって楽しいんですよね。
食事の後、私にとってはこの日二度目の坂を上って大倉山記念館へ向かいました。夜の公園はそれこそ真っ暗になっていました。 -
いよいよ、建物の中に入ります。
中は中央ホールが吹き抜けになっていて中央にどっしりした石の階段。
期待通りの古めかしさと豪華さでした。
演奏会を聴きに来たお客さんやスタッフの方がたくさんいたので、写真ばかり撮っては変に見られるかと内部の写真は少しだけにしておきました。
でも、この写真一枚で建物の中もすばらしいことがわかるでしょう?
映画やドラマの撮影も行われ、裁判所、検察庁、大使館、首相官邸などの設定でロケが行われることが多いそうです。そんな昭和の西洋建築の雰囲気を漂わせていますよね。 -
コンサートホールは80名収容とのことで、とてもこぢんまりとした部屋です。
客席は作りつけではなく、お洒落なイスが一つ一つ隅まで丁寧に並べられていました。
舞台はこんな感じです。
開演前の、まだ舞台照明が当たっていない時に撮った写真なので暗いのですが、すてきですよね。
舞台に丸い柱が建っています。狭いながらも厳かな感じがします。
こんな雰囲気ですから、聴く方も気分がいいですし、きっと演奏する方も気分いいですよね。 -
コンサートホールの天井が独特の美しい造りだったので、周りのお客さんにあまり目立たないようにこっそり写真を撮ってみました。
洋風でも和風でもないような不思議なデザインです。
後で調べてみると、神社建築の木組みを模したデザインらしいです。
洋風と和風がミックスされた建物なんですね。 -
客席を照らす壁の照明もすてきだったので写真を撮ったのですが、発光部ばかりが目立ってしまい、美しく磨かれたクリアガラスのカバーが見えない写真になってしまいました(汗)。
これでは、どうすてきだったか全く伝わりませんね。
この日の演奏曲は19世紀から20世紀のロマン派から近現代までのピアノ曲でした。
4人のピアニストが楽器や音楽の移り変わりの話を織り交ぜながら交替で演奏します。
前半はメンデルスゾーンのロンド・カプリチオーソ、リストの3つの演奏会用練習曲より「ため息」、ショパンのバラード1番、シューマンのソナタ2番といった大曲が演奏されました。
私自身素人ながらいずれも(趣味で)習って弾いたことのある曲でしたが、さすがの演奏で知らず知らずのうちに引き込まれました。 -
演奏合い間の休憩時間に一階の集会室をのぞいてみました。
入り口のドアは飾り彫りの入った木製の重々しいドアです。
昭和の洋風建築といった風情です。
木の長椅子がきっちりと並べられています。
なんだか高校のチャペルの椅子を思い出して懐かしくなりました。 -
この椅子は単に対面式に置いてあるだけで、必要に応じて移動できるのだと思いますが、汽車の座席のような置き方がおもしろかったです。
集会室として使わない時は待合室として使えるようにこんな置き方がされているのかもしれません。
でも待合室の椅子としては対面距離、近過ぎ。
やっぱり汽車みたいです。 -
待合室というよりむしろ談話室ですかね。
好き放題に想像させてもらいました。
関係者の方々、間違っていたらすみません。
この建物にはこの他にもいくつかの集会室、ギャラリー、図書館などがあるそうです。 -
演奏会後半はテレビコマーシャルなどで知られる名曲が演奏されました。かしこまらず気楽に聴いて楽しんでくださいという趣旨です。
シューマンのトロイメライ、モーツァルトのトルコ行進曲、ショパンの別れの曲、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女、ラフマニノフのプレリュード2曲、連弾でガーシュインのラプソディー・イン・ブルー。
4人の演奏者がそれぞれの持ち味を出した演奏をしていて楽しめました。
演奏会が終わった後の満ち足りて華やいだ雰囲気、無事に終わって良かった、お疲れさまという演奏者・スタッフへの思い、さまざま感じながら大倉山記念館を後にして妹と駅への坂道を下って行きました。
蒸し暑かった空気も夜になって爽やかになり、心地良く私たちの興奮を冷ましてくれました。
駅で妹と別れ、さあ、またくねくねを通って千葉へ帰りましょう。
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