大倉記念館は素晴らしい建物ですが、太平洋戦争末期、ここに帝国海軍気象部が入っていました。
- 4.5
- 旅行時期:2012/10(約12年前)
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by 魅々さん(女性)
港北・長津田・青葉 クチコミ:100件
東急東横線の大倉駅の西側の高台に「大倉山記念館」があります。実業家で後に東洋大学学長を務めた大倉邦彦さんにより1932年「大倉精神文化研究所」の本館として創建されました。
設計は、重厚で格調高い建築を数多く手がけ、日本建築史に大きな足跡を残した古典主義建築の第一人者、長野宇平治さんです。
現在は、横浜市に寄贈されて公民館になっています
ここに、戦争末期、海軍気象部が入って来ました。
海軍気象部は、1944年4月15日海軍省水路部から分離独立した機関となり、独立と同時に、東京の海軍省から大倉山に移転する準備を始め、9月には100人の気象部員が移転してきました。
海軍気象部の活動は、軍事機密とされているので、その実態は分かっていません。
しかし未使用の各種気象観測用紙や、撮影した16ミリフィルムなどが保管されているので、今後の研究が期待されています。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2012/11/26
いいね!:3票
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