○ 織田信長居館跡
- 3.0
- 旅行時期:2009/09(約16年前)
-
-
by みにくまさん(非公開)
岐阜市 クチコミ:7件
ポルトガルの宣教師、ルイス・フロイスがその著書の中で信長の居館について語っている。
「 葡萄牙(ポルトガル)及び印度(インド)から日本に来るまで見たる宮殿中、
此の如く精巧美麗清浄なるものなきこと、少しばかりも疑うことなし 」
一階には鏡の如くの金屏風。
中国や日本の物語を描いた、甚だ美麗なる壁。
二十ほどの部屋の周囲には前廊。
外には四つ五つの庭と称する極めて新鮮な庭園と泉。
池には入念に選ばれた雪の如くの石、目にも眩しい白砂、各種の美しい魚、巌の上に生えている各種の花や植物。
二階はさらに美麗な内装を施した王妃の諸室と侍女の室あり。その周囲の前廊は中国製の金襴の布張り。山より小鳥の音曲具われり。
三階は山と同じ高さ。山側には静寂で優雅な茶室。
茶室と三階は渡り廊下で繋がれ、その前廊からは岐阜城下を一望できる。
山頂の主城には、茶室から細い山道を半刻(1時間)ほどかけて登って行く。
居館は四階四重で、山頂の三重櫓と共に、安土城の総棟梁として名高い、岡部又右衛門以言が建てた。
ルイス・フロイスがこの居館を訪れたのは、信長の岐阜入場から2年後、1569年6月のことです。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2011/03/15
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する