東京国立博物館 展示物はいいが、説明は物足りない。
- 4.0
- 旅行時期:2008/02(約18年前)
-
-
by kimitakeさん(男性)
上野・御徒町 クチコミ:7件
2週間前に平成館を見たばかりだが、アイヌ民族などの本館の展示が気になったので、見に行った。この本館は1937年に建てられた歴史のあるもので、日本ギャラリーとされている。このコンクリート建築に屋根瓦をのせた建物は、重要文化財に指定されている。
2階にも展示があるのだが、今日は1階だけに絞って見ることにした。11号室 彫刻(千手観音菩薩立像、狛犬など)、12号室 彫刻と金工、13号室 陶磁(伊万里、鍋島など)、漆工、刀剣、14号室 工芸、15号室 アイヌの文様(上着、匙、煙草入れなど。独特の模様が面白い)、16号室 歴史資料(壬申検査と呼ばれる明治5年の文化財調査)、17号室 保存と修理、18号室 近代美術(横山大観の「長江之巻」など)、19号室 近代工芸、20号室 寄贈者顕彰室。
ちょっと気になったのは、解説の不足。例えば16号室では寺の所在地が書いていない。学生や一般ビジネスマンなら、奈良か京都か憶えていない場合が多いのではなかろうか。
15号室と16号室の間のラウンジから広くて美しい庭園が見える。
企画展示も行われており、今回は「仏像の道−インドから日本へ」(2008/4/6まで)。何と、紀元2世紀のガンダーラのものまである!その後、中央アジア、中国、朝鮮半島をへて8世紀の奈良に至るまで、600年にわたる仏像の流れを追っている。これは、予定外の収穫。
ここまで見て、所要時間はおよそ2時間。
観覧料金は一般600円。
- 施設の満足度
-
4.0
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2008/02/17
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する