『喫茶ビクトリヤ』は、埼玉県所沢市と東京都東村山市の県境(所沢市側)に位置する「西武園ゆうえんち」内の飲食施設であり、メイ...
続きを読むンエントランス・ゲートから園内に入場して正面に広がる長さ約150メートルの「夕日の丘商店街」(仮想商店街)中ほどにある昭和レトロな雰囲気をイメージした軽食喫茶店です。
ちなみに「夕日の丘商店街」は、1950年(昭和25年)に「東村山文化園」として開園した「西武園ゆうえんち」の開園70周年記念事業により、”心あたたまる幸福感”をコンセプトに1960年代の昭和レトロな人情味あふれる街並みをイメージし、昭和の時代を演出した”エンターテインメントショー”が繰り広げられる園内の新たな仮想商店街施設であり、2021年(令和3年)5月のグランドオープンにあわせて誕生した仮想の交番・郵便局のほか各種店舗(29店舗)で構成されています。
また、「西武園ゆうえんち」のグランドオープンに伴い園内での飲食および買い物などの支払いは、「夕日の丘商店街」を中心に1960年代頃の価格設定をイメージした仮想通貨「西武園通貨」(入場当日のみ有効:ジャングル大帝のイラスト入り拾園札と百園札の2種類)のみの使用となります。
「西武園通貨」の購入場所は、入場前のチケット売り場・入園後の「夕日の丘商店街」にある「夕日丘郵便局」となり、基本価格が「西武園通貨」拾園札が実際の120円として設定されています。
「西武園ゆうえんち」内の飲食施設は、「夕日の丘商店街」エリアに洋食・喫茶をイメージした『喫茶ビクトリヤ』および大衆食堂をイメージした「食堂 助六屋」の2店舗、「レッツゴー!レオランド」エリアに位置するフードコートの「軽食・売店 ミルクホール」、アトラクションのひとつである「富士見展望塔」のエリアに位置する「ビヤホール 舶來グリル」があり、そのほか食べ歩きのできるフード(だんご・せんべい・コロッケ・イカ焼き・焼きトウモロコシ・かき氷など)が「夕日の丘商店街」の各店舗で販売されています。
今回は、家族3名でリニューアルオープン後の「西武園ゆうえんち」にはじめて訪れ少し遅めのランチ目的で『喫茶ビクトリヤ』に立ち寄りましたが、約2時間待ちの行列ができており『喫茶ビクトリヤ』店内も狭く座席数が少ないので、全体的に園内で落ち着いて飲食できる施設が少なく感じました。(『喫茶ビクトリヤ』利用後に園内スタッフの方から聞いた情報によると『喫茶ビクトリヤ』の待ち時間が4時間以上となる日もあったそうです。)
ただし、待ち時間中に「夕日の丘商店街」で繰り広げられる昭和の時代を感じる”エンターテインメントショー”(ブギウギ祭りなど)が開催されたりして時間つぶしにはなります。
『喫茶ビクトリヤ』の食事・デザート・ドリンク類のメニューおよび価格は、”スパゲッティ・ナポレターナ”・”バタアエビピラフ”・”上京カツサンド”が90園(1080円)、”ハットケーキ”・”プリン・ア・ラ・モード”が70園(840円)、”ゼリイポンチ”が60園(720円)、”クリイムソーダ”が50園(600円)、”珈琲”・”紅茶”が30園(360円)、”ソフトドリンク”が20園(240円)となり、価格的には街中にある普通の喫茶店と比較すると割高に感じますが、レジャー施設内の飲食店施設であることを考慮すると妥当な価格設定であると思いました。
入店後に食事系とともにデザート系およびドリンク類を注文しましたが、配膳の順番がデザート系が先にでてくるなど配慮が感じられない部分があり、約2時間待って入店したのに少し残念な気分になりました。(行列が絶えないので回転をよくするためには仕方がないのか・・・)
味については、”スパゲッティ・ナポレターナ”を注文しましたがモチモチした食感が特徴的な太めの麺にどことなく懐かしさが伝わるケチャップソースがからみ昭和レトロ感の雰囲気の中で美味しくいただきました。
家族が注文した”バタアエビピラフ”もひとくち食べましたがこちらもコクのある美味しいピラフでした。
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投稿日:2021/08/01