百体観音堂 (成身院)

百体観音へ向かいました。また、スマホが遠回りな経路を示したので、こっちだろうと思った「ふるさとの森公園」の駐車場沿いの坂道...  続きを読むを上がりました。
起伏有る地形です。金閣寺のような形で銀色屋根の建物が見えてきました。これが百体観音堂です。
屋外の大日如来様の背中がセクシーです。お参りしました。大きな鰐口（わにぐち）というものが吊るされており、良い音が鳴りました。建物の横の入口より入りました。拝観料は300円でした。
天明３年(1783年)の浅間山大噴火による死者を弔うため百体観音堂が作られ、今の建物は1909年(明治42年)に再建されたものだそうです。
外観は２階建てですが、内部はらせん状の３層となっています。四角いですが、らせん状なので、「さざえ堂」と呼ばれています。たくさんの御仏様が祀られています。秩父三十四霊場、坂東三十三霊場、西国三十三霊場の御仏様ということで、合計100体です。上りと下りのそれぞれ急な階段が有り、一方通行となっています。
建物の外観も素敵です。
ここは成身院（じょうしんいん）というお寺。墓地の所の三仏堂にもお参りしました。
麓に仁王門が有り、江戸時代の建物のようで、こちらも見事。山号の「平等山」が良いです。  閉じる

投稿日:2020/12/27

埼玉が生んだ数少ない偉人の一人、塙保己一の出身地である本庄市児玉町の南西部に成身院百体観音堂が在る。天明3年(1783)の...  続きを読む浅間山大噴火による犠牲者を弔うために建立されたとのこと。現在の堂は明治43年(1910)に再建されたもの。他の2つのさざえ堂に較べると、かなり小ぶりで階段の昇り降りには充分な注意が必要である。  閉じる

投稿日:2017/04/11

この百体観音堂は、日本三大サザエ堂の一つであるが、知名度が低いせいか全く人気のないお堂です。
サザエ堂が何かというと、外...  続きを読む観は２階建てであるが内部は三層になっており、一方通行で右回りに三回回ると百体の観音様をお参りできる、ありがたいお堂です。
江戸時代後期に関東から東北にかけて何カ所か造られており、会津若松の旧正宗寺 三匝堂・群馬県太田市の曹源寺と、このお堂が日本三大サザエ堂と呼ばれています。
隣接する管理事務所は常駐していない為、山裾の「観光農業センター」へ電話して鍵を開けていただき参拝します。（参拝料：３００円）
内部は訪問した８月下旬でも涼しく、拝観する通路の左右には寄進された様々な観音様が納められています。
１層は秩父三十四札所・２層は坂東三十三札所・４層は西国三十三札所の観音が安置されています。全部合わせて百ヶ所の札所を一度にお参りしたことに匹敵するとかしないとか？
２層目中央には室町時代作の三仏像が鎮座しています。
とても珍しいお堂ですのでお参りすることをお勧めします。
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投稿日:2014/06/24