いくつの時かはおぼえてないけど、子どもの頃に行った萩に訪れました。記憶はないので初めてのようなものです。最初はもちろん、松...
続きを読む下村塾です。2015年のNHK大河ドラマにこともあり、事前学習です。吉田松陰をめぐる関係地はほとんど松陰神社の中にありました。入り口の鳥居前には観光バス用の大きな駐車場もあり、まるで松蔭テーマパークです。そして境内の最初に登場してくるのが、松下村塾でした。言ってみれば、安普請の古民家。8畳の部屋に増築された4畳半の部屋。何人いたか分からないほどの塾生を収容するにはあまりに小さな建物でした。高杉晋作、伊藤博文、山県有朋。明治維新の立役者が数多く学んだことはあえて言うほどでもありませんよね。ただ、驚いたのは松蔭が先生だったのは1857年から1年ほどだということ。薫陶は受けたとはいえ、それだけであれだけの大物が育ったわけでもないでしょう。結局は彼らの力だったのかなと思います。その一方で松蔭という男、ものすごいカリスマリーダーだったのかな、とも感じました。安政の大獄で死ぬことなく、明治まで生き延びてしまったら、どうだったんでしょうね。
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投稿日:2014/12/21