正式には「御座浦石仏地動尊」と言うらしい。
いわれなどは志摩町が発表している看板(写真参照)が詳しいが、要約すると女...
続きを読む性の腰から下の病を癒やしてくれる仏さま。
アクセスは車が便利。バスなどが通っているかは不明。また志摩マリンレジャーが運行している定期船を利用できるかもしれない。
車の場合はR260を使う。賢島方面から南下して先志摩半島に入ると、半島の北側・南側を通るルートに分かれる。石仏に行くなら標識どおり御座方面を目指せば、そのまま北側ルートを通る。御座に入るとT字路(目の前が海)にぶつかるので左折。さらに90mほど進むと道が直角に左カーブする。その角に「三重外湾漁共同組合御座出張所」の建物があり、その右横に『石仏地蔵尊・女性の守り仏』と書かれた黄色の看板が立っている。その横に細い路地があるのでかまわず進入する。すると港の入口に出て、左横に鳥居が見えるはずだ。車はこの鳥居をくぐった先にある専用駐車場に止める。
車を降り右に海を見ながら進むと、しばらくして2番目の鳥居。さらに進むと海中に没している石仏さまが鎮座している。なお潮の干満で没している範囲は変化するはずなので、干潮時はもしかしたらすべてが露出しているかもしれない。
行くとまず間違いなくこう思うはず。
「どれが石仏さまなの?」と。
いろいろなものが立っているので、どれがどれだか素人にはさっぱり見当がつかないのだ。なかにはお地蔵様が掘られた石もあるので、私たちははじめ「きっとこれだよね」と勘違いしてしまった。
正解は二つ仲良く並んだ左側の岩。その岩の前に線香台みたいなものがあるはず。それが石仏さま。
お守りはどこで買えば?
私たちの場合は駐車場横にあった漁師小屋で買った。石仏さまの正確な位置もこの方から聞きだした。なお第一鳥居付近にあった釣り堀の管理事務所でも、もしかしたら購入できるかもしれない。私たちが行った時はこの事務所が閉まっていた。
で、肝心な「行く価値あるの?」だが、私はズバリあると思う。
先志摩半島のそれも先っぽに静かに鎮座する女性の守り仏。周囲は透明な海に囲まれ、波も静か。それに海中に水没している仏さまなど、そうそう見られるものではない。先志摩半島に行かれるなら、ぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか。
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投稿日:2013/12/16