接客とは？

母の傘寿のお祝いで七名で泊まりました。お宿到着時の女性従業員の笑顔もなく淡々とした案内に家族も少しがっかりしました。夕食会場に行くと2m離れてテーブルが二つありました。七人で一緒のテーブルにと希望したら、ひっつけてはくれましたが、謝罪があるどころか、狭くなったので奥の方には料理は運べないと、まるでこちら側が悪いように言われました。また、赤ワインをボトルで注文した際、冷やしながら飲みたいのでワインクーラーを頼めば、赤なのに冷やすのかと怪訝そうな表情。そして、ワインクーラーを持って来るが氷は要りませんよね、と本末転倒なことも言われました。
お客様がビールを常温で飲みたいと言えば、常温でお出しする。赤ワインを冷やして飲みたいと言えばワインクーラーを準備する、くらい簡単なことだと思います。なにも無理難題を言った訳ではありません。
その女性従業員には、客をもてなす気持ちが微塵も感じられず、母の傘寿のお祝いも台無し、後悔と疲れだけが残る旅行となりました。ちなみにお値段はひとり35000円
お部屋の素敵な設えも美味しいお料理も男性従業員さんの優しい心遣いも、たったひとりの従業員さんの心ない対応で全て消えてしまいました。
おもてなしとは、接客とは、いったいどんなものか、もう一度考えて欲しいと思いました。
卒寿のお祝いのお宿選びは慎重にします。

クチコミ投稿日：2014/05/20