浅虫温泉 椿館

棟方志功の作品があり、その歴史がよくわかる宿ではあります。
が、お客様をもてなすレベルは今まで数多く行った宿の中で最低ランク。
薄暗いロビーに入ってしばらくしてから明かりを点ける。お迎えの時点で感謝の意が感じられない。
部屋に通されても仲居さんの手際が悪い。後から別のものがご挨拶に参ります、と告げたきり誰も来ない。和室から窓際に出るスペースのじゅうたんには団子虫のような黒い虫の死骸が確認しただけでも5匹以上。愕然としました。
食事も時刻通りに別室に行ってみれば、すでにお膳には冷め切った料理（揚げ物のホタテなんてカチカチ）茶碗蒸しはぬるい。ご飯はおひつではなく、ご飯釜に入ってる状態。冷めないようにとの配慮なのでしょうか？それならば、おかずに気を使っていただきたい。まるで格安ツアーの団体でまとめて作りおきされた料理のようで驚きました。朝食は時間に言っても、誰も来てくれないので自分たちで勝手にやっていたら、しばらくしてやっと慌てて来る始末。
よかったのはおふろだけです。もう二度と行くことはないでしょう。

クチコミ投稿日：2006/03/12