富山湾を望む高台に建つ、半地下3階地上5階建て(客室数50)。
1937年、料亭旅館「海老長」として開業。1978年...
続きを読むに現在地に移転。2003年に民事再生法の適用を申請。紆余曲折を経て、2014年に横浜のブリーズベイホテルが経営権を取得。2004年、同ホテルの買収から始まったBBHホテルグループも、今では全国に164店舗を有する一大ホテルチェーン。
建物は本館「海光」と、別館「天游」の2棟からなる。後者は全室が「10畳以上の本間+ツインベッドルーム」のスイートタイプ。全客室から富山湾が、その向こうに立山連峰が見える(1年に100日程度というから、運が良ければ、らしい)。
今回は本館が満室だったため、奮発して別館の特別客室を予約。アサインされたのは4階の角部屋。和室12畳にツインベッドの寝室。2方向に窓がある広縁も広く、肘掛椅子4脚とテーブルが余裕で置かれている。
風呂とトイレは勿論別、洗面台も広い。踏込も、一部屋分ほどの広さ。
驚くことにダイニングテーブルが置かれた食事部屋(6畳ほど)まである。「レストラン食」で予約したはずが、今回は部屋食とのこと。どうやら部屋も含めてアップグレードしてくれたらしい。
無料WiFi、冷蔵庫、ポット、金庫、ドライヤーなど、設備・アメニティーも十分。液晶テレビも和室(42型)と寝室(32型)に1台づつ。
温泉大浴場は本館1階(12:00~23:00,5:00~9:00)。内湯・露天があり、夜間に男女を入替える。露天風呂からは庭園越しに富山湾を望む。「右の湯」より「左の湯」の方が広く、眺望もいいが、男は朝(5:00~9:00)のみ。最近は女性が多数派になったせいで、男が「冷遇」される宿が多いが、ここもそうだった。
別館3階に貸切風呂(2室)もある。今回は無料(40分)の特典がついていたので、リラックスバスを体験。
夕食(18:00~20:30)は部屋食。部屋食ですら滅多にないのに、自室の食事部屋で、という贅沢極まりない事態。
夕食は3~4種類のプランがあるが、選んだのは量が控えめな「楽コース」。連れが小食の我家はいつも料理を残してしまうので、こういうのがあると助かるのだが、控えめといいつつ出てきた船盛は豪華。天然の生け簀と呼ばれる富山湾で捕れるシオノコ、鮃、鱸、鮪、鰆、甘海老の満載にテンションが上がる。
氷見牛すき鍋など全8品を食べ終わる頃には、お腹も心も満ち足りる。
朝食(7:00~9:00)は、別館1階「松太郎」で和定食。
平日にもかかわらず、多くの宿泊客がいたため、朝食会場は混雑気味。受付などのオペレーションが悪い上、テーブルの間隔が狭いこともあり、落ち着かないのは残念。
魚(ししゃも、フグ、鮭)を七輪で自分で焼くのは珍しい。美味しいのだが、行列ができやすいので、頃合いを見計らって・・・。アイスクリームも種類が豊富(抹茶、醤油、昆布、バニラ、梅、ブルーベリー)でポイントが高い。
板前さんが創業したという料理宿だけあって、料理が美味しい。エレベーターで乗り合わせた富山市の方は、何度も訪れているという。地元でも評判の宿なのだろう。
今回は本館が満室だったので、別館にしたが、2万円ほどの料金がリーズナブルに感じるほど。本館は1万円台半ばのようなので、コストパフォーマンスも優秀。地元の方が常連さんになるのも宣なるかな。
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