嶽ホテルのクチコミ

一人旅で利用しました。

宿に着いた時

「うわ～しまったなぁ・・・」

昭和の香り漂う旅館で、とても古そうな感じでした。

実際、トイレと洗面所は共用スペースでの利用です。

でも、硫黄泉の温泉は総ヒバ造りだし

装飾品も伝統工芸品を各所に飾られ

お部屋の名前と同じ柄の襖だったりと

細かい気配りがいっぱいの素敵な宿でした。

食事も山菜あり、お刺身ありで満足！

中でも、「嶽キミ」という、とうもろこしのスープは、一度味わって貰いたい位美味しかった！！！

今度は「嶽キミ」の季節に行きたいです。

弘前市街地から車で約40分の所にあります。ここの食事では、なんと言っても「マタギ飯」がお勧めです。その場で炊飯してくれますので、炊きたての美味しいご飯をいただくことができます。是非食べていただきたい一品です。ヒバの香りの漂う温泉で一風呂浴びれば岩木山登山の疲れが吹き飛びます。直ぐ近くに有料自動車道「津軽岩木スカイライン」があり、岩木山の8合目まで登ることが出来ます。そこからリフトで9合目まで行けます。頂上からは、津軽半島や世界遺産白神山地の雄大な景色が俯瞰できます。夕方には自分の影が津軽平野に映ると言われております。大自然の中で、日常の雑念をすっかり忘れることが出来ます。　

嶽温泉は農村の小さい集落に湧き出た鄙びた温泉の雰囲気で、温泉街と云えるものは有りません。

嶽ホテルは風情のない外観（失礼）ですが、大浴場は外観からは想像もつかない位に風情が有ります。総ヒバ作りの湯船には柔らかいお湯が満たされていますし、旅館の規模からして充分な広さの露天風呂も併設されています。眺望はありません。

食事は素朴な田舎料理（刺身も付きます）が提供されます。

因みに、嶽温泉には温泉街で見かける外湯（共同浴場）は無いと思います。