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千曲乃湯 しげの家のクチコミ
8件-
戸倉駅から送迎がないので普通はタクシーを使うのですが、千曲川の景色が良いので歩いて行くのがお気に入りです。
千曲川を渡り、堤防沿いの道を歩いて、全部で徒歩で30分ほどでしげの家に着きます。
館内に入ると硫黄の香りがほのかに漂い、温泉旅館らしさが感じられます。
またロビーには素晴らしい組子細工が飾られています。
客室によっては扉が組子細工だったりするのですが、今回泊まった鈴蘭の間はそうではなく無骨な鉄の扉でした。。
館内は畳敷きでスリッパがなく移動するのですが、鈴蘭の間の入口の床はちょっと冬は冷たい。。
こたつがあるから鈴蘭にしたのですが、他の部屋にしたらよかったかもとも思いました。
部屋は10畳にこたつのある広縁。
扉や入口は無骨でしたが、室内の設えは非常によいですね。
部屋についたらおつきの杏と抹茶が出てきて、あと漬物も用意されていました。
自家製の杏を食べたらとりあえず浴衣に着替えて大浴場へ。
バスタオルは部屋からもっていくのですが2枚用意されていたのでよかった。
大浴場の脱衣所は水のタンクが置いてある程度で、くつろぐとかそういう感じではなかったです。
泉質は館内に入ったときからわかる硫黄泉。
男女入れ替え制で露天風呂は片方しかないのはちょっとイマイチなのですが、露天風呂無い方の朧の湯は窓を開けて半露天風にすると涼しい外気を取り込めて気持ちいい。
大浴場を上がったらこたつでゴロゴロとしてから今度は貸切風呂へ。
うーんこれは一人旅だったら無理に入らなくてもいいかな。。
貸切風呂からあがったら漬物をアテにビール。
この小茄子の漬物がうまいんですよね。
ビールを飲み干したところで夕食の準備。しげの家は部屋食です。
まずは食前酒と先付と向付と前菜が一気に並べられます。
食前酒はグミの実のお酒。不思議な味。
先付は芹とズワイガニのおひたしで、かつおだしがきいてて美味しい。おなかがすく味です。
ここの旅館は鰹出汁をしっかりとっていてそれがうまい印象なんですよね。
向付は信州サーモンのマリネオレンジとかキウイとかザクロとかをバルサミコ酢で。
まぁこれは特筆すべきものではないかな。
見た目だけはいいんですがね。。
向付をいただいているうちにお椀が出てきます。いつも通り未だ前菜は手つかずなのに。
お椀が冷めるといけないので、先にいただきます。
蒸し鮑の蕪の摺り流しでしみじみとうまいです。鮑は高くないやつっぽいですが柔らかく蒸されていて悪くない。
で、ようやく前菜へ。
前菜で一番感心したのは豆苗と栗のずんだ和え。
ずんだと栗の甘みに豆苗の歯ざわりと素晴らしい。
前菜はどれも美味しくお酒を飲みながら楽しんでいるところにお造りが到着。
このお造りは絶品なんですよ。長野でこのレベルのものが出るんだ。伊豆とかでもっとつまらないのいくらでも出るのにという感じ。
なんですが、提供温度が低くてせっかくの美味しい魚の味が感じづらいのが惜しかったです。
焼き物はブリの漬け焼きでこれもうまい。付け合せの青梗菜も出汁が効いていておいしい。
ここまでどれもおいしかったのですが、メインの牛と豚の菊花洗いは苦味が先行してもういっちょでした。
食事中に挨拶に来た女将に以前の料理長が独立したため、新しい料理長になっていたというのを聞いたんですが、
全体的に以前からの好印象を裏切らない出来でした。
ただもう少し季節感とか演出できていてもいいかなとは思います。
朝は部屋食ではなくロビーの囲炉裏のそばで。
特に囲炉裏を使った料理があるわけではないですが。
朝ご飯も期待は裏切らず、サラダも松の実やイチジク・レーズンと色々入っててよいです。手が込んでいる感じがする。
名物の蕎麦粥も美味しいには美味しいんですが、ちょっと鰹出汁の味が強すぎるかな。
朝なのでもっと薄口でよいとは思いました。
全体的に湯よし食事良しと高いレベルで満足できる宿なのですが、
春の山菜とか秋のきのこの季節とかは長野らしい食事とかになるのですが、その時期を外すと今回みたいにうまいにはうまいが、旅にふさわしいか?というと少し疑問になります。
しげの家に行こうと旅を計画するものではないですが、長野周辺で一泊したいときには予約の取りやすさもあって非常におすすめです。
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千曲川を望むレトロな戸倉上山田温泉。駅から車で5分くらいで送迎もしてくださいます。ロビーには壁の透かし彫りや錦鯉、モダンな囲炉裏のある木のテーブルセットなど、信州の素敵なインテリアに癒されます。信州の食材を生かした食事も部屋食で頂けます。温泉は硫黄のお湯で芯から暖まり、露天風呂もとても良いです。チェックアウトも11時とゆっくり、暖かいおもてなしいっぱいの寛げるお宿です。
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戸倉上山田温泉のお宿です。全8室のこじんまりとした宿ですが、サービスは行き届いており満足でした。貸切風呂は空いていれば何度でも入ることができます。お料理もこだわりの調理法で、品数も多く素晴らしかったです。
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千曲川そばですが、千曲川が見渡せるというわけではありません。しかし、川のせせらぎがすぐそばに聞こえてくるような気のするお宿です。どんな細部にも和の意匠が施してあり、贅沢で高尚な気分に浸れます。また、料理は文句のつけようのないくらいの絶品です。居心地の良い宿です。
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少人数で、浮世の塵を流したい、美味しい食事(当たり前のものが当たり前に美味しい・メニューにハズレ無し・基本は押さえながら斬新な試みもある・)は絶対はずせない、静かなお湯そのものを楽しみたい、大人のお籠り宿を探している、というような方におススメです。予算があえば定宿にしたいです。
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一歳になったばかりの娘を連れてお邪魔しました。8室のみの小さな宿です。玄関までの小径がとても素敵で、いつもの忙しい日常を忘れさせてくれます。中に入ると大きな水槽で魚が泳いでいて、子供は大喜びでした。スタッフの皆さんも娘に話しかけてくれたり何かと気を配ってくれたので、子連れでも安心して過ごす事が出来た上、程よい距離感も保ってくれたので感謝しています。露天風呂付きの部屋を利用しましたが、温度も丁度良く雰囲気も最高でした。また千曲方面に行く際は利用したいと思っています。
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和洋室に2泊しました。寒い時期、和室に敷いてあったホカホカの電気カーペットに感動しました。その時、私が腰を痛めているとお知らせしたせいか、カーペットの上には塗りものの黒いテーブルが置いてあり、大正モダンな雰囲気のお部屋はとてもすてきでした。
そのテーブルに出してくださるお料理は、適度な量ですが凝った美味しいものばかり。
お風呂は、露天風呂つきのお風呂と、内湯だけのお風呂があって時間で男女入れ替えでしたが、内湯の方も大きな窓が開放できるので、とても気持ち良かったです。お風呂の外には鯉がたくさんいる池があり、ちょっと生臭い空気が漂うこともありましたが。
仲居さんが観光の相談にも気さくにのって下さり、2日目に善光寺に出かけておやきを買ってきたところ、快くチンしてくださいました。
残念なところは、千曲川に面した部屋だったのに、川が(木などに隠れて)あまり見えなかったことです。
あと、夏にはお風呂の外の池に蚊が多いのではないかと、ちょっと気になります。 -
夕食、朝食ともに絶対にお勧め
4年前にリニューアルしたとのことで、玄関を入ると明るく清潔な雰囲気。全館畳敷きで期待が膨らむ。
が、部屋のリニューアルは随分と差があるようだ。
大風呂も貸切風呂もそれほどの魅力はない。
お湯は緑色(日によって違うらしい)で、硫黄の香りがする。
リニューアルしてあるところと、部屋のギャップに少しがっかりしたが、食事はとても美味しい。少なめのコースにしてもらったが、大変満足した。
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