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湊のやど 汀家 (みぎわや)のクチコミ
9件-
静岡県は伊豆半島や富士山周辺あたりは温泉が多いのですが、静岡市とか浜松市の間は火山帯ではないので温泉はあまり多くない。したがっていい宿も多くない。
汀家は他にいいとこもないし、まぁ次も泊まってもいいかもなという感じのお宿でした。
焼津駅に着くと送迎の車が待っていてくれて、4分ほどでお宿に。
ちょうどチェックイン時間だったので、あまり広くないロビーは混雑。
ただ対応がテキパキとしてあまり待たされている感じはしませんでした。
基本ロビーでは宿帳に記帳だけしてさっさとお部屋に案内するという感じのオペレーションなのでしょう。
部屋は離れ。Bタイプとなっている部屋の一番奥のなみ千鳥でした。
離れまでは屋根とかないので雨が降ったらいやだなぁという感じですが、素晴らしい秋晴れだったので大丈夫でした。
部屋はかなり広く感じますし、縁側に椅子が配置されていてゆったりとできそうです。
汀家は大浴場はなくすべての客室に半露天風呂がついております。
というわけでさっそく部屋風呂に入ろうと思って縁側に出ると猫が寄ってきます。
餌付けされているのですかね。お行儀よくお座りして期待しています的な感じを出してきます。
が、猫にあげられそうなものなど何もなくすまないって気持ちになりました。
お湯はナトリウムカルシウム温泉で塩味を感じます。結構ぽかぽかとあたたまる悪くないお湯でした。湯船も広いし。
が、部屋の前は道路でわりと車が通るのと、ボイラーがすぐ近くあるのとと音がうるさく、心のそこからリラックスというような感じにはならなかったです。
風呂に入ったので作務衣に着替えます。浴衣だけでなく作務衣もあるのはいいですね。
冷蔵庫はフリーとのことなので、ビールを飲みながら革のスツールに寝っ転がってのびのびすごせました。
さて大事なのは夕食。
夕食は食事処で。個室ではないのですが席の間が広く隣の席はあまり気にはなりません。
前菜はどれも丁寧に作っている印象があるのですが、心躍るような一品もなく、今夜は低調に終わりそうな予感がします。
次は鮪の刺身、ミナミマグロと本マグロの食べ比べ。生じゃなく冷凍なのが焼津らしくてよいですね。
脂も筋が多い部分で少し大味だなとは思いましたがとにかくらしさが良いです。
お椀は下仁田ネギのスリ流しに鰆。
鰆がとにかく大きくて食べごたえのある田舎らしいお椀。
お椀の出汁もよかったのですがとにかくこの鰆が美味しかった。
これは焼き物とか単体で食べたかったなぁ。
お椀で前菜とお造りのいまいちな印象を拭い去ったあとは汀家名物の鮪のカマの唐揚げ。
じっくり揚げたあとに濃い味のタレに漬け込んだ感じですが、これが食べごたえがありお酒が進む味です。
名物にふさわしい味でした。
で、ここまでがクライマックスであとは下っていくだけ。
炊合せはずっと強めの蒸し器にいれていたからか火が通り過ぎていて海老芋が台無しに。。
国産牛麹焼きは逆に冷たい皿に盛り付けられていて来た時点ですでに残念に。素材もよいものではなかったです。
いくつか良い皿があり、また焼津らしい特色も随所に表現されていたのですが、総合的な満足度はあまり高い夕食ではありませんでした。
食後に貸切風呂へ。広くてよい岩風呂でした。
ぽかぽかと温まったのでぐっすり寝ることができました。
少し残念だった夕食にくらべ、朝ごはんは満足度高め。
色々な味の方向性のおかずはどれも美味しいし、削り節が3種類あり食べ比べられるのも面白い。
ただご飯がお櫃ではなくておかわりお願いしないといけないのに、仲居さんがあまりこちらに気を配ってくれないので、おかわりがし辛い感じだったのが残念でした。
ご飯3杯食べれるくらいの良さだったのに、2回目のおかわりは面倒くさくてやめてしまいました。
総合的な感想としては宿の特色は伝わってくるので、あとはちょっとした心配りの積み重ねで満足度が飛躍的に高まるのではという惜しい宿といった感じでしょうか。 -
焼津港からほど近く、住宅街に立地しているので少し場所がわかりにくい。車はバレーサービスあり。
離れタイプとホテルタイプの部屋があり、全部で８室のこじんまりとした宿。離れタイプに宿泊したが、自分の家にいるような落ち着ける宿であった。子ども連れはホテルタイプのみ利用可能らしい。
客室露天と貸し切り風呂があり、どちらももちろん温泉。夕食は焼津港が近いだけにマグロをはじめとした海の幸中心で、名物のマグロのかま揚げがやはり美味。
大人向けのおこもり宿として、なかなか高評価。 -
焼津港の目の前にある8室程度の小さなお宿です。まぐろを中心としたお魚料理を堪能できる宿として大変楽しみにして訪問しました。
結果的にはとても良い宿だったのですが、マイナス点も複数見られたのが残念でした。
まず、港の目の前の立地のためか、部屋の目の前を大型トラックがたくさん通ります。我が家はちょうど道に面していたため、トラックの席から露天風呂が見えないかヒヤヒヤしました。
トラックの多さには正直ゲンナリしました。また食事の際、この時節なのに全くパーティション等がないのも驚きました。もちろんかなり距離はとってありましたが、個室でもなく、パーティションも無いのは・・・。
また貸し切りのお風呂の温度が高温過ぎて、せっかく予約したのに全く入れず。
まぁお部屋のお風呂が想像よりずっと良かったので、その点はカバーできましたが。
食事のマグロのかまの揚げ物は迫力があり、とても美味しかったのですが、油ものとしてサイズが大きすぎです。胸やけをしました。
とても楽しみにしていた分、マイナス点が多く、再訪はないですね。 -
静岡県焼津市にある汀家へ法事の後の食事をいただきに行きました。法事の後だと行ったら献杯や遺影の事など細かくきいてくれました。食事は食べきれないくらいの量で、またお料理のクオリティも高かったです。いい供養になりました。
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電車の到着時刻を伝えておくと焼津駅まで迎えに来てくれます。
今回は離れの露天風呂付き客室。
小上がりのベッドというか、マットレス＋布団。この掛け布団がとても温かい。
お料理は食べきれないくらいでてきます。焼津を意識したお料理でとても美味しいです。
温泉も身体が温まりとても良かったです。 -
金洲と石花海のお部屋を2部屋予約しました。焼津港が部屋の大きな窓から見えて、焼津だなあって実感します。お料理が凝っていて良かったです。旅館の方もちょうどいい接し方で良かったです。お風呂も気持ちいいです。
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焼津港の岸壁から道路を隔てて１０数ｍ余り、まさに屋号の通りで港情緒満点の宿です。客室は８室でこぢんまりしていますが全室露天風呂付きです。庭付きの離れ家「おと吉」に泊まりましたが大変静かで落ち着いた癒しの空間でした。客室の露天風呂は天然温泉で２４時間いつでも入浴可能でした。貸し切り露天風呂も檜のお風呂と、岩風呂の２つあり、岩風呂の方を利用しましたが大変よい雰囲気でしたし無料でした。部屋食ではありませんでしたが、夕食の料理は一品ずつ運ばれてきて料理の説明もあり、素材が厳選され、調理に手をかけてあるのがわかりました。スタッフは良く訓練されていて、接客サービスはすべての場面で大変丁寧で細やかな気配りを感じました。以下にそのいくつかを紹介しておきます。チェックインの手続きの時、ワラビ餅と冷たい緑茶のもてなしを受けました。貸し切り露天風呂に入っている間に雨がぽつりぽつりと降り始めました。露天風呂の上には屋根があるので入浴中はぬれませんが、部屋に戻るときにぬれてしまいます。しかし、出入り口には入るときはなかった傘がさりげなく２本おかれていました。夕食時に各テーブルに女将が来て丁寧な挨拶がありました。妻がアルコールはだめだとわかると、頼んだわけではありませんが食前酒を雰囲気はそのままにノンアルコールの飲料に変えてくれました。食事の後中庭を通って離れの部屋に戻るときライトアップされた庭の雰囲気を楽しんでいるとその様子を見守っていたスタッフが近づいてきて私の持っていたカメラで『写真をお撮りしましょうか？』と申し出がありました。そのとき三脚を持っていなかったので旅の思い出の貴重な一枚になりました。夜食にと「いなり寿司」のサービスが客室まで届けられました。客室の冷蔵庫には缶ビール・缶チューハイ・オレンジジュース・緑茶が入っていて全て無料サービスでした。浴衣も二組ずつ用意されていました。朝食の時、板前さんがテーブルまで来てその場で鰹節を削って提供してくれました。どこか懐かしくよい香りで、昔を思い出し、たいへん楽しめました。リピーターになりたくなる宿です。
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焼津港に面した小さな旅館ですが、露天風呂付きの客室で、部屋も和室とベットルームがある広いお部屋で、旅の疲れをゆったりと癒せました。
夕食、朝食は食事処になりますが、一品ずつ出てくる懐石料理はレベルが高いです。
特にお刺身のネタは最高でした。 -
2年ほど前に建て替えられたそうだ。8部屋の離れだけの宿。すべての部屋に露天風呂があるという。そのかわり大浴場はない。貸切風呂は４つ。いずれも無料だ。
圧巻は夕食の豪華さ。例えば造りの盛り合わせをみても、本場のマグロあり、金目鯛あり、アジありと多彩この上ない。しかも量もたくさん。ころ合いをみはらかって次々に運ばれてくる創作料理に、いつもはあまり量がいらない私たち夫婦でも、ほとんど食べきってしまう。結局食事に2時間もかかる始末。
ちなみに朝食も贅の極みだった。おまけ：冷蔵庫の飲み物は無料。
ＴＶで紹介されたというのも納得できる。
久しぶりにいい宿にめぐりあえた。ここを拠点に丸子宿あたりを散策すれば、伊豆とは一味ちがう静岡を楽しめるのではないかと思った。
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