同価格帯のジェットスターと比較するとオペレーションが未成熟

初めて利用したが、受付オペレーションが崩壊し、飛行機の離陸が30分遅れた。
ジェットスターとの違いを踏まえながら感想を書いていく。

ジェットスターの比較的スムーズな搭乗手続きと異なり、スプリング航空の搭乗受付は中々劣悪な状況である。
これはチェックイン方式の違いによるものである。
ジェットスターはアプリ上からオンラインチェックインが可能であり、アプリの動作もスムーズだ。
鬱陶しい座席指定の仕様さえなければ特にストレスなく保安検査場に向かうことが可能になる。
一方、スプリング航空にオンラインチェックインはなく、「最低でも、締め切り5～10分前に自動チェックイン装置が発券を拒否する」仕様になっている。（メールに添付されたPDFにさっと目を通しただけでは、殆どの客は気づけない。フロー表に直接注記して欲しいものだ…）これによって、出発40分前頃に受付にやってきた客はまず自動発券機前で混乱し、列が停滞し、それをイライラした係員が嗜めるという惨状が見られる。
自動発券機で発券が拒否された客は、荷物を預ける乗客と一緒に受付カウンターに並ぶことになる。更に、スプリング航空は珍しく厳格に手荷物の重量を検査しているため、受付カウンター付近で荷物を整理する客や、タラタラと支払いを行うことによって、全く列が進まない地獄絵図が繰り広げられる。それによって本来30分前締め切りの受付は出発5分前まで行われた。当然、保安検査場もあるので結果として離陸が30分遅れる運びとなった。

興味本位で利用したが、よほどの事情がない限り今後利用するメリットが見つからなかった。
オペレーションの劇的な改善を求む。