フィリピン　マニラ・モンテンルパ

2017/07/28 - 2017/07/31

モンテンルパの刑務所（ニュー・ビリビッド刑務所）へ、山下康文大将以下１７名が葬られた場所でもある。更に日本人墓地を参拝し墓地に献花してきた。胸が熱くなる。...

第二次世界大戦終結後、フィリピン全土で捕らわれた日本人（朝鮮人、台湾人を含む）が戦犯か否かの選別をされ、最終的に百数十人がここに送られてきていました。1949年（昭和24年）時点での受刑者は、死刑囚74人、無期刑30人、有期刑29人で重刑が圧倒的でした。彼等は、BC級戦犯者でした。過酷な環境に押し込められて、日本からの救いの手は一切なく長い間、放置されていたのでした。（東京人権啓発企業連絡会　参照）

エリア マニラ(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

日本人墓地はニュー・ビリビッド刑務所(New Bilibid Prison)の裏手にある。
とても整備されており、今でも参拝者は数多く訪れるらしい。
ここへは、ジプニーは来ないので途中トライシルクに乗り換えて行く。

ニュー ビリビッド刑務所 / モンテンルパ 建造物

山下奉文陸軍大将以下17名が葬られている日本人墓地
太平洋戦争フィリピンで戦い戦没された戦士供養の慰霊碑が建立されてた。
日本のために、戦ってここ遠いフィリピンの地で、亡くなられた方々の墓だと思うと、言葉を失う。墓地に献花し参拝した。

モンテンルパ名誉市民の故大沢清
1941年日本軍のフィリピン侵攻によりマニラから北部への撤退を余儀なくされ、その後モンテンルパの収容所に送られ、そして終戦を迎え、日本に送還在フィリピンの日本人を中心にマニラ会が結成され、初代会長。日本人社会のリーダーの一人として活躍。
比日友好協会から民間人として初めて比日友好協力賞を受賞すると同時に、モンテンルパ市名誉市民。 平成14年1月没。享年96才。

ジプニーに乗り刑務所に向かう。
何度かフィリピンを訪ねたが、ジプニーに乗るのは初めてである。
後から乗ってきた人は、乗客が手渡しで運転手に料金を払う。
風通しも良く快適な交通手段だ。

ジプニーを小さな村で降り、更にトライシルクに乗り継ぎ、日本人墓地に向かう。

１０年ほど前に支援した彼女、現在地元で英語教師をしている。
そして２児の母親でもある。

支援していた学生は大学を卒業し社会人。マニラ湾を眺めながら夕食をを共に楽しんだ。

Dannyは、今シンガポールで働いている。
彼の家を訪ねるが、スラム街にあり、見知らぬ日本人にとってはとても立ち入る事は無理である。そこで支援学生の母親の案内で訪ねる。

狭い路地に入ると住民の視線を感じる。緊張する。
女性は狭い路地で洗濯をしていた。男は椅子に座り上半身裸で一服すがたが多い。

Dannyの家はスラム街の一番奥にある。
家には階段と云うよりはしごで二階に上がる。二階には蓋があり持ち上げて居間に入るのである。
久ぶりの家族との再会に喜んでくれた。