2017/07/08 - 2017/07/08
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森 武史 さん
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仕事の都合でインドのプネーに2ヶ月間滞在。
今回は最後の週末ということで、どこに行こうかと模索していたところ、たまたまGoogleMapでロハガッドという場所発見。写真を見て、「なんだココ!?」って感じで一瞬で惹かれてしまい・・・
滞在先からも近いし、最後はガイドブックにも載っていない場所を訪れるのも良いでしょうってことで、向かってみました。
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10:00
滞在しているホテルを出発。
本日はWebにもあまり情報が無いロハガッドへ行ってみます。 -
ホテルの前のとおり。
歩いて駅へと向かいます。 -
最寄りの駅に到着。
ここから列車で移動。
2ヶ月の滞在で、すっかり慣れたもんです。
チケットは10ルピーだったかな。 -
しばらくして、列車が到着。
ここでモタモタしているとアウト。
置いてけぼりをくらいます。
無理矢理にでも体をねじ込むのがコツ。 -
車内はこれ以上乗れないってくらいすし詰め状態・・・
この状況を1時間ほど耐えて・・・ -
そして、Malavli駅で下車。
ここで大半の人が降りた。みんな目的地はロハガッドだったの?? -
駅前からロハガッドへと続く道には露店やらリキシャやら・・・
そして、想像以上の人。
ほとんどローカルだったけど、ちらほら外国人も見かけた。 -
さて、ここからどうやって向かえば良いのやら。
リキシャのドライバーに尋ねると、
「途中までリキシャで行って、そこからトレッキングだよ」
と言う。
ならばそれに従ってみようということで、まずはリキシャで5分ほど移動。
リキシャを使わず歩いて向かう人も多かった。 -
そして、トレッキングの始点と思しき場所に到着。
リキシャ代は20ルピー。
リキシャで移動した距離もそこそこあったので、体力温存のためにもリキシャは正解。 -
天気は上々。
なんかインドっぽくない景色だぞ。 -
歩き始めてすぐに滝が見えてきた。
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なかなか変わった滝だ。
段々になっていて、上まで登れるみたい。 -
岩肌を這うように水が流れている。
その合間に慎重に上ってみます。 -
水量はほどよくびしょ濡れにならない程度。
ローカルの人は、水着で滝登りを楽しむ人も。 -
ところどころ、こんな難所も。
ときどき滑りやすい場所があるので、十分に注意して。 -
滝に打たれながら、「写真撮ってくれ」と手を振るインド人。
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突き出た岩から、写真を撮るインド人。
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思い思いに記念撮影。
インド人は写真が好きだねぇ。 -
結構、上まで登って来た。
次第に景色もパノラマに。 -
長閑な光景です。
なんか、インドじゃないみたい。 -
一番上まで来た。
この辺りは水しぶきが凄くて、かなり濡れた。 -
みんなびしょびしょ。
でも、絶好の撮影スポットでした。 -
さて、帰りはこの岩場を降りなきゃならん・・・
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慎重に、慎重に・・・・
こんなところで転落したら、タダでは済まないでしょう・・・ -
やっと、滝の下まで降りてこれた。
地元のおばちゃんがマイペースで洗濯してました。 -
名もなき滝だったけど、ローカルの人には人気のようだ。
水量が多くなるのも、この雨季の間だけなんでしょうね。 -
さて、トレッキングを再開。
なだらかな傾斜を上って行きます。 -
しばらく歩くとまた滝が。
小さな滝だけど、遊び心をくすぐる滝。
でも、ここは立ち寄らず、歩みを進めます。 -
丘の上へと続く道には、ときどき水が溢れていた。
雨季に降った雨が、どんどん流れ落ちてきています。 -
結構登って来たけど、まだまだ。
幸い、道は舗装されている。 -
しかし、先が遠くて、しんどい・・・
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目指すは、写真右上の丘のてっぺん。
ほんとにあんなとこまで行けるのか・・・? -
ときどき、小さなお店があって、チャイや軽食も取れる。
でも、こんなところで休憩してたら、全然先に進まない。 -
そして、歩くこと1時間。
少し開けた場所に到着。 -
この辺りは小さな集落になっているようで、露店や食堂もあった。
でも、目指すのはさらに上。 -
さらに上にある要塞を目指します。
観光客のおこぼれを狙うおサルさんが多数。 -
そして、ここからしんどかった・・・
丘の上にある人工物。ここが今回の目的地。 -
ずっと階段で息が切れる・・・
ときどき景色を見渡して、気を紛らわせる。
遠くに見えるのはポーナ湖という湖だと思われる。(GoogleMapより) -
頂上はまだまだ先。
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しかしまぁ、こんなところに要塞なんてよく造ったものだ。
そんなにに古い要塞だとは思えないけど、情報が全くないので、全然分からない。 -
日本語の紹介ページは皆無。
英語版のウィキペディアによると、1650年前後の砦らしい。 -
ひたすら階段を上ります。
それにしても、なんでこんなところに要塞なんか造ったんでしょう? -
この辺りまで来ると、大パノラマも楽しめる高さになってきた。
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下からはたくさんの観光客が頂上目指して、上ってきている。
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石垣は絶えず水が滴り落ちて、若芽がたくさん。
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足元にも結構な量の水が流れ落ちてきている。
皆さん、足元はビショビショ。 -
要塞の階段をひたすら上ること30分・・・
ようやく丘の上に到着。 -
で、ここでエネルギー補給ね。
朝から、なんにも食ってなくて。 -
いやいや、眺めは最高。
頂上からだとポーナ湖の大きさも良く分かる。 -
さて、さらに先へと進んでみる。
道は続く。 -
丘の上は結構な広さで、新緑に溢れていた。
これはちょっと下から想像していた光景と違う。 -
こんな大きな池も。
おそらく人工的に造られた溜池のようなものでしょう。 -
丘の上のさらに小高い丘。
てっぺんからの景色を目指してさらに登ってみる。 -
振り返るとこんな景色。人の通り道こそ茶色の地面が剥き出しているけど、基本的には緑一色で覆われている。
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そして一番高いところからの眺め。
視線の先には、今いるところと同じような台形の丘が見えた。
デカン高原ならではの光景だね。 -
草の新緑の木の深緑が美しい。
インドってこんなんだっけ?? -
丘の頂上を歩き始めて20分。
一気に視界が広がった。 -
ここが目指していた場所。
たまたまGooglemapで見つけた場所だけど、一瞬で惹かれた。
そして、勝手に「インドのマチュピチュ」と命名。 -
正直、あの先っちょまで行くのはしんどそう・・・
でも、ここまで来たら行かねばと。
ローカルに混じって、気休め程度の小道を下っていく。
そう、今度は結構な下りなのだ。 -
一部、急な下りは両手を使いながら進んだ。
そして、上から見えていた細長い場所に到着。
平たい場所に着くと、人の手が加わった跡が良く分かる。 -
細長~い、丘の上を進んで行く。
目指すはあの端っこ。 -
これは振り返った写真。奥の一段高い丘の上から、この細長い道が続いている。
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細い道といっても、「細長い丘」なんだけどね。
自然で、こんなの出来ちゃうものかしら。 -
奇妙な地形に、歩いたり振り返ったりで忙しい。
再び振り返ると、遠くに湖も見えた。 -
そして、ようやく先っちょに到着。
皆さん、ここで思い思いに過ごしている模様。 -
うーむ、確かにこのロケーションは砦の見晴らしとしては最高だね。
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労力をかけて要塞を築いたのも納得。
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眺め、良し。
もう少しスカッと晴れてたら良いんだろうけど、モンスーンの季節じゃないとこの緑は現れない。
今回は雨季が始まってまだ3週間くらいだったから、絶妙なタイミングだったのかもしれない。 -
20分ほど腰を下ろして体力回復したら、帰路へ。
ここまで結構ハードな道のりだったことを思うと、帰りもしんどそう・・・ -
広大な景色に癒されながら、目の前の巨体な丘に挑みます。
帰路はまたあの上まで登らなきゃいけない。 -
途中、結婚なムチャしてるインド人を見上げたり。
でも、景色いいだろうなぁ。 -
絶壁沿いに作られた小道を進む。
手すりの色は青じゃなくて緑の方が景観を邪魔しなくて良さそうなもんだが。。。 -
無事に急斜面を登り終えたら、再び丘の麓まで下ります。
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流れ落ちる雨水で、皆さん、クールダウン。
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帰りはこの大渋滞。
素晴らしい場所だけど、キャパ的に観光地としては限界なのかもしれない。 -
麓まで戻ってきました。
ここで少し腹ごしらえ。
この時期、あちこちで見かける焼きトウモロコシ。
炭じゃなくて薪で焼くという、ホントにシンプルな一品。 -
1つ20ルピー。35円。
焦げ目の香ばしい香りがしてめっちゃ美味しそう!
・・・が、全然美味しくない!苦笑
味が全然しないんだよね。
いわゆるスイートコーンとは全然違うようだ。
まぁ、それでもお腹が空いてたから完食したけどね。 -
コーラで水分もチャージして、駅へと戻ります。
まぁ、駅まで戻るのも1時間くらいは歩くことになるんだが。 -
こちらはさっき登った丘とは別の丘。
でも、よく見ると、人工的な石垣と散策している人影が見えた。
あんなとこまでどうやって行くんでしょう?? -
駅まで舗装された道なので楽チン。
ただ、ずっと下りなので、足に負担かかるね。 -
時々、観光客を荷台に乗せたトラックが行き来していた。
どうやら、有料の送迎もあるようだ。
分かってれば最初から利用しちゃったかもな。
でも、自分の足で歩いたほうが景色をじっくり楽しめるので、結果的には良かった。 -
ゆっくり、ゆっくり下って行く~♪
正面には石窟寺院も見えた。
ここも結構良さげなスポットだけど、体力的にもう無理で断念。 -
水溜りに車がハマってる?
・・・いやいや、実は、脇を流れる小川の水で車を洗車中でした。 -
往路でも見た滝。
人、増え過ぎ!笑 -
こちらの滝も。
もう、水場が見えません。 -
でも、みんなが滝に集まって、モンスーンならではのアクティビティを楽しんでいる光景がなんか微笑ましい。
日本の雨季って、あんまり好きな人はいないと思うけど、インドの人たちは、雨季が来るのを楽しみにしている人も多い。 -
駅からほど近い、登山口のような場所まで戻って来ました。
この辺りは食堂や商店もいくつかある。
子供達が店番をしているお店でしばし休憩することに。 -
この日のコーラは最高に美味かった。
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ここからは、往路と同じく、リキシャで駅へと向かいます。
乗り合いなので、他のお客さんが来るのをしばし待つ。駅までは20ルピー。
ちなみに40ルピー払えば一人でもOK。 -
で、駅に到着すると、既に列車がホームに停車中。
慌てて飛び乗りました。
ホームじゃなくて、線路側から。。。
ドアが開けっぱなしのインドの列車だからこそできる荒技。 -
とりあえず飛び乗ったけど、方向は間違ってないから大丈夫だろう。
なんとも味のある車内。 -
隣の長椅子には、いわゆる最下層と思われる親子。
熟睡している子供達にたかるハエの量が半端ない。
そういう人たちとも普通に相席する身なりの良いインド人。
貧富の差があまりにも日常に溶け込み過ぎていて、時々感覚が麻痺しそうになる。 -
向かいのおばちゃんは、ずーっと外を眺めていた。
時々目が合うと、優しく笑顔。 -
おばちゃんが眺めていた景色も写真に収め・・・
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18:00
ホテル最寄りの駅に到着。
軽い気持ちで向かったロハガッドだったけど、がっつりトレッキングした1日となりました。 -
おまけ。ホテルのラウンジにて。この日のヒールがいつにも増して美味しかったのは言うまでもなく。
この日訪れたロハガッドはガイドブックにも載ってないし、情報を探すのも苦労するけど、行く価値のある素晴らしいスポットでした。まさに無名遺産。
特に雨季はロハガッドだけではなく、一帯の山々が全て緑に包まれます。
この旅行記が歩き方の参考になれば幸いです。
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