ヨーロッパの西の端ポルトガルはリスボンへ（Vol.2 Cabo da Roca）

2017/06/24 - 2017/06/25

ヨーロッパの西の端、ポルトガルのリスボンまで１泊２日の弾丸旅行をしてきました。

ポルトガルでゆっくりお酒を飲みながら美味しいものを食べて…という目論見が外れ、想定外に慌ただしい旅になった今回。
これからの旅のスタイルを色々と考えさせられることになりました。

リスボンの街はのんびりしていて、街の人々も日本好きな方が多く、優しい街でした。
今度来るときは弾丸旅ではなく、ゆっくりのんびり何にもしない旅にしたいな。

（１日目）LGW(London)→LIS(Lisobn）
　　　　　リスボン観光
（２日目）シントラ・ロカ岬・ベルン地区観光
　　　　　LIS(Lisbon）→LHR(London)

【旅行費用】
（航空券代）飛行機往復170￡
（ホテル代）95ユーロ
　　　　　　市内中心部のホテルにしました。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 2.5

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: TAPポルトガル航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

翌日はシントラとロカ岬へ。

シントラはリスボンから近く電車でも十分訪れることができるのですが、弾丸旅で時間に限りがあるので今回はVeltraのプライベートツアーを利用しました。

目指すはペーナ宮殿。
ペーナ宮殿へ向かう道は山道でくねくねしているので酔いました。

ペーナ宮殿のチケット売り場から宮殿の入口まではさらに500ｍぐらい坂道を登っていく必要があります。
チケット売り場と宮殿間を行き来するバスが往復３€で利用できるので体力を温存したい人はどうぞ。私は利用しました。

ペーナ宮殿は色とりどりでおもちゃのお城みたい。

ペーナ宮殿 城・宮殿

可愛くもあり、悪趣味にも見える、不思議なお城でした。

宮殿からの眺め。

今回の旅行は時間がなくてムーアの城壁と王宮には立ち寄れなかったのですが、ムーアの城壁は見てみたかったなぁ。。

その後、ロカ岬へ。

今回の旅のハイライトはこのロカ岬、ヨーロッパ最西端の地です。

ロカ岬 海岸・海

海をぼーっと眺めているのも気持ちがいい。

波が荒々しいのね。

岬の先端に石碑が立っていて、ポルトガルの詩人カモンイスが読んだ詩の一説が刻まれています。
　　―　ここに地終わり、海始まる

印象的な一文ですよね。
宮本輝さんの小説に同名の小説があります。ロカ岬を訪れたいと思うきっかけになった小説です。
小説のイメージとはちょっと違って、観光客でにぎわう岬ではありましたが、風に吹かれて海をボーと眺めているのは心地良かったです。

ロカ岬の観光案内所では最西端到達証明書を11ユーロで発行してもらえます。
私は思い出を心に焼き付けたからいいやと思って買わなかったですが、記念にいいかも。

ロカ岬の後はリスボン市内まで送ってもらえるので、ベレン地区で降ろしてもらいました。

有名なジェロニモス修道院を横目にまずはお昼ごはん。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

ポルトガル名物のイワシが食べたかったんや。

念願のイワシの塩焼き。

観光客用のお店だと思うのですが、このイワシとても美味しかったです。
このイワシの塩焼きが日本で食べる焼き魚と同じで、とても美味しくてジーンと来てしまいました。

ベレン地区はジェロニモス修道院やベレンの塔、発見のモニュメントなど観光施設がたくさんあります。

こちらは発見のモニュメント。
時間がなかったので入場はあきらめて写真だけ。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

発見のモニュメントの前には世界地図。

日本もあります。

大航海時代にしばし思いを馳せてみました。

こちらはベレンの塔。

ベレンの塔だけは入場を試みたのですが、列がなかなか進まなくて時間がないので断念しました。

ベレンの塔 建造物

帰りは市電で中心地まで出て、そこから地下鉄で空港まで行く予定だったのですが、この市電がなかなか来なくて焦りました
20分待ってやっと市電が到着したのですが、有名な観光地と中心地を結ぶ市電なので利用者が多く車内はギュウギュウでした。

空港に到着し一安心と思いきや、今度は手荷物検査で長蛇の列。
１時間以上は並びました。
搭乗客の数に比べて手荷物検査のレーンが少ないんですよね。
余裕をもって空港に到着したものの飛行機の搭乗は結構ギリギリになってしまいました。

ポルトガル、とてもいい国だと思うのですが、なかなか時間に追われる旅になってしまったことは残念でした。

１泊２日で行くよりも、１週間ぐらいかけてゆっくりのんびり過ごすのがいいんだろうなぁ。