浦江の聖天さんと、朝比奈隆の軌跡オンスクリ-ン

2017/06/10 - 2017/06/10

この日、ザ・シンフォニーホールでは、大阪フィルハーモニー交響楽団の創立７０周年を記念して、「映像で甦る！朝比奈隆の軌跡　オン・スクリーン」が行われます。

生ではもう聞くことはできない朝比奈隆の指揮による演奏が、今回映像ですが生に近い形で、接することが出来ます。

ザ・シンフォニーホールの近くには、浦江の聖天さんとして親しまれている了徳院があります。

早めにでかけて、その了徳院をお参りすることにしました。

【写真は、参道入り口の鳥居の狛犬さんです。】

エリア キタ（大阪駅・梅田）(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＪＲ環状線、福島駅をおりると、すぐ福島聖天通商店街の入り口があります。

その商店街を歩きます。

この商店街、売れても占い商店街です。
占い館があります。

大和田街道とも梅田街道とも呼ばれたこの道、難波橋北詰から大物（尼崎）を結ぶ街道でした。

少し太い自動車道との交差点、聖天通交差点をまだ先に進んでいきます。

占い師のキャラも、ちょっとかわいい。

また占い館があります。

この交差点を右に行けば・・・

もう浦江の聖天さんです。
鳥居には、歓喜天の扁額。

その鳥居のしたの狛犬です。

鳥居から山門に続く参道。

山門の提灯には、歓喜天の好物の大根が。

上の方を見れば、龍です。
子持ち龍ということなのですが、子龍はどこ？

山門を過ぎると、そこにまた鳥居が。

ちょっと右の方に行って、手水で清めます。
水掛け地蔵になっています。

また参道にもどると狛犬が。
湊川神社の狛犬の型をとって作ったものだそうです。
上は野田藤です。

吽形です。

狛犬の台にも大根が。

本堂の扁額「歓喜天」

本堂内部です。
よく磨かれて光っている香炉と花器が印象的です。

外に出ます。

境内にはスズメさんが多い。

五重塔の台にも大根が。

よなおし地蔵さん。
享保３年（１７１８）に製作されたものです。
昭和６２年の春、大阪梅田の国鉄貨物操作場花土地の再開発で、２ｍの地中よりご出現されたものです。
関係者がそのご仏縁に感謝してここに奉納されました。
ありがたいお地蔵さんです。

安倍首相の色紙です。
お寺の人に教えていただき、本堂にもどって撮りました。

不動堂の不動明王さま。

役行者さまです。

左下には、鉄下駄です。
尺丈棒を持って、下駄の上で足踏みをすると、足腰が強くなるそうです。

白髪稲荷さまです。

白髪稲荷さまの狛犬（阿形）です。

吽形をアップに。

水掛不動の方へ。

お不動さまの方へ行く途中、右の池の中にあります。
芭蕉もこの地を訪れています。
その時の句です。

お不動さまに水をかけさせていただきます。

足元にも、かわいいお不動さまが。

池の淵にさくアジサイ。

おもかるさんです。

池の中の龍、剣はお不動さまの剣だそうです。

弁天さま。

絵馬堂の扁額は、安倍首相の色紙と同じ「至誠」

山門の龍は、子持ち龍となっています。
では子どもの龍は、ということで、探してみると、横に龍がいました。
これから、シンフォニーホールへ行きます。

この日の、シンフォニーホール、映像での、朝比奈隆指揮の大フィルです。
この頃、朝比奈隆指揮、そのゆっくりとして重厚な演奏、いいなぁと思いながら聞いているので、映像でも良いかなと思い、やってきました。
一曲目は、マイスタージンガー。

二曲目は、ベートーヴェンの交響曲第三番「英雄」です。
この演奏が凄かった、英雄と、遅めのテンポで重厚な演奏が、ベストマッチ。
演奏が終わったところで、スクリーンを見ているお客さんからも拍手が。
スクリーンの中の聴衆は立ち上がっての拍手の嵐。
楽団員が引き上げても、興奮状態の聴衆の拍手が鳴りやまず、マエストロが一人での挨拶。
ああ、なんてすごいのでしょうか。
このような素晴らしい演奏が、映像で残っているのは、うれしいことですね。

（おしまい）