2017/04/20 - 2017/04/20
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walkingmanさん
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暖かくなってきたので久しぶりにロングウォークしたくなり、4月下旬にダイヤモンドトレールを歩いてきました。
ダイヤモンドトレールは奈良県の屯鶴峯から大阪府の槙尾山まで、大阪府と奈良/和歌山県境にそって整備された自然歩道。その距離は45kmです。これを3分割して、各パートを日帰りでたずねました。
2日目は紀見峠から葛城山まで約18kmの行程です。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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第2区間は葛城山から紀見峠まで。約8時間のコースです。休憩や観光の時間を考慮すれば9-10時間かかりそう。
前回の続きとするならば葛城山からスタートするべきでしょうが、僕は紀見峠から葛城山にむかって逆方向に歩くことにしました。その理由はスタート時間の違いです。
葛城山からスタートする場合、ロープウェイの始発に乗っても山頂着は9時16分。これでは遅すぎる。日暮れ前にゴールできるかどうか微妙。
一方、紀見峠へは南海高野線の始発に乗れば6時41分着。これなら葛城山ロープウェイの最終便の出る17時までに到着できそうです。
南海電車で難波駅から約40分、紀見峠駅に到着です。無人駅だったのには驚きました。駅前にコンビニとかはありません。 -
駅前はいたってのどか。僕がトレールロードに、つまり山の方へむかっていると、すれ違うようにサラリーマンや学生が、駅へと急いでいました。ここは大阪の通勤圏なのですね。…無人駅だけど。
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駅から案内標識をたどって歩いていくとこんな看板が。近くに腰痛の神様がいらっしゃるようで。でもここは立ち寄らずに紀見峠にむかいます。
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駅から40分で紀見峠に到着しました。どこからトレール道に入るのかなあと、そばにある案内板を確認すると、トレール道への入口は先程の腰痛の神様の手前にあると書かれています。気づかないうちに通り越したみたい。
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来た道を引き返します。途中、腰痛の神様に立ち寄ることにしました。
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ここが腰痛の神様。
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紀見峠で見た地図によるとここがトレールの入口らしい。人の家の敷地に思える細道。周囲に案内板がないけれど、他にそれらしき道は無し。本当にここかなあと疑いながらも進むことに。
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5分ほどで道標がでてきました。これで安心。なおこの看板の矢印は紀見峠にむかっての方向を示しているので、僕は逆向きに歩きます。
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階段が長いよー。
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同じような道でも、こういった木の根道のほうが好き。
歩き始めて2時間、このあたりは標高700m台。この先、同じ程度の高さの山の峰を伝うように道が続いていきます。 -
9時30分、行者杉というポイントで休憩。標高は715mです。杉の古木が大きく根をはって、生命力を感じます。
10分程休んでから再び金剛山へと歩き出しました。この先もゆっくり高度を上げていく感じです。 -
10時50分、高谷山。標高935mですが、比較的緩やかな道でした。一生懸命登ってきたというような印象はあまりありません。
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笹の感じが好き。
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どこまで続くのか。下りの階段はいちばん嫌い。
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11時50分にちはや園地に到着です。ここはもう金剛山の山頂公園エリア。子供連れにはいい場所です。
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鳥居が見えてきました。葛城山へは鳥居をくぐらずに右ですが、寄り道していくことにします。
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葛木神社。金剛山(葛木山)の山頂は神域で立入禁止。なのでここが金剛山の山頂扱いらしいです。無人ですが記念写真用に日付パネルもありました。誰もおらず、おだやかな気持ちで参拝できました。
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神社から少し下ったところにお寺がありました。転法輪寺。こちらは休憩所に近いせいか、参拝者の数もそれなりにいらっしゃいました。
金剛山は標高1125mだけれど、ロープウェイで手軽に登れます。休憩所は昼時だったからか平日だけれど賑やか。 -
売店で甘酒購入。普段は甘酒なんて飲まないのに。
しょうがでさっぱり。おいしい。 -
12時50分、鳥居まで戻り葛城山へむかいます。足元には『右:吉野高野、左:伊勢??』とある。いつかは歩いて伊勢まで行ってみたいなあ。
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このあたりはほとんど傾斜もないのにわざわざ道をつけて歩きにくくしている。なぜわざわざ?。歩行者が踏み歩いて木の根をいためないように道をはっきりさせたいのかなあ。だとしても、やり方がありそうなのに。
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途中、金剛の水という湧水がありました。コップがあるところをみると飲めるらしい。
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14時、水越峠。金剛山からここまでは下ってばかり。とにかく長かった。標高差600mをトントンと下ります。水越峠は車が入れるので、ここで路上駐車してハイキングを楽しむ人もたくさんいるようです。
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水越峠からは上り。ずっと上り。延々と上り。
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嫌になるほど上り。
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ここは葛城山頂のすぐ手前。ツツジの林。花の見頃は5月中旬だそうで。僕はちょうど桜が終わってツツジが咲く前の端境にきてしまいました。残念だけど、人が少ないときに歩きたいから、花にあたらないのは仕方がない。
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15時20分、葛城山頂着。もう少し早く着きたかったけれど水越峠からの上りがきつくて頑張りきれなかった。
15時30分発のロープウェイで下山したかったけれど、あと10分しかない。もう少しゴールの余韻に浸っていたいからロープウェイは諦めました。
山の眺望が最高に気持ちいい。それにしても疲れた。 -
前回同様、歩いて葛城山を下ります。
膝がカクカクしてスムーズに足が運べない。朝の6時40分から歩いているから、さすがに疲れた。膝が…腰が…ふくらはぎが…。
無理せずゆっくり下りることにしました。 -
頭上をロープウェイのゴンドラが通過。
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ロープウェイ登山口にほど近い位置に櫛羅の滝がありました。滝はいいねえ。水量もそこそこある。マイナスイオンを浴びて気持ちがリフレッシュされます。
結局、登山口のバス停まで、寄り道もあって1時間10分かかりました。前回の50分に比べると、いかに足が疲れていたかがわかります。
16時50分に本日のトレール終了。6時40分スタートだから約10時間。我ながら頑張りました。
前回と同じバスで近鉄御所駅へ。座席はほぼ埋まっていました。山へ花を見にきていた方がたくさん乗っておられました。
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旅行記グループ ダイヤモンドトレイル2017
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