プレーのもう一つのドラマの舞台と夕暮れからのマーケット　2017年タイーミャンマーの旅６

2017/01/10 - 2017/01/10

半月間の旅の6回目は、北タイの小京都「プレー」散策の後半戦。
タイドラマの舞台となった別の建物を見学などを行った後夕暮れからは地元のマーケットを巡りました。

エリア プレー(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

「クム=ウォンブリー(ウォンブリー御殿) 」
の見学と敷地内レストランでのカオソーイをいただいた後、
近くにあるプレー最古の寺院「ワットルアン」に行きました。
情報が乏しいのですが、まだタイの統一王朝（スコータイ王朝）ができる
前にこの地域一帯を支配していたプレー王国というのがあったそうです。
そしてこの町が形成されたときからこの寺院があったとかで
資料によると西暦８２９年建立ということで、日本で言う平安時代の
初期のころですから、非常に古い寺院ということになります

その後の歴史を見ると、１３世紀ごろに登場した統一タイの最初の
王朝であるスコータイ王朝を初め、その後のアユタヤ王朝や
北部チェンマイを支配していたランナータイ王朝さらに、ミャンマーのモン族
王朝「ペグー王朝」の影響なども受けていたような記録もあって、歴史的は
結構翻弄されていたようです。

歴史を感じる遺跡がありました。
この寺院が古い寺院であることを証しているかのようです。

チーク材を使った古い建物がありました。
いろいろみているのですが、実はこのとき敷地内に数頭の野良犬が
うろついています。うろついているだけでおとなしいのですが、
午前中のようなことがあるだけに内心不安でいっぱいでした。

こちらは通り道で見た、ウォンブリー御殿の前に見た
ワット=ポンスナン の涅槃仏を後ろから見たところ
あまり涅槃仏後ろからは見ないので新鮮ですね。

歩いていると途中で気になるスポットがありました。
説明があります。後で調べると、ここはThe City Pillar Shrine Phrae
というところでした。

Googleでは「政府機関」と出てきますが、そんなかたくるしい物
ではなく公共の記念館のような感じでした。

アヒルのようにも魚のようにも見えますね。

ここは、地方の田舎だからなのでしょうか？
のんびり一休みしてますよ。

緑色の建物が見えます。
Narirat Schoolという言う学校です。
この建物もちょっと気になっていたところ。

朝、別のところと間違えていましたが、
現役学校ということもあり味わいを感じます。

そして、もうひとつドラマの舞台になっていた建物が現れます。
それがこちら、Khum Chao Luangという建物です。

ドラマでは自転車で現地に向かっています。

正面からですが、見比べてみると誰がどう見ても同じものですね。

この建物、タイドラマでは、ピンクのウォンブリー御殿同様
重要な意味を持つ存在として描かれるのですが、なぜか日本のガイドブックでは
ウォンブリー御殿は登場しても、こちらの建物は紹介されていません。
不思議ですね。

中に入ります。こちらは無料では入れました。
でもこの中にはタイ人の団体観光客が多くいて、
ウォンブリー御殿以上ににぎやかでした。

住んでいた方の、写真が残っています。
実はタイドラマでも俳優さんがこういう風に写真を乗せているシーンが
あるのですが、これを真似たと思われるほどそっくりなポーズでした。

当時の衣装が展示されています。

これはドラマのワンシーンですが、壁の肖像画などをみると
意識しているのがわかります。

建物から庭を見ます。

タイの伝統的な三角の肘掛座布団です。
ちなみにこれに近いものは店にあります。（大昔購入しました）

さて、こちらの見学も一通り終えると、レストランを目指しました。
こちらです。見た目観光客向けのレストランという雰囲気が
出ていましたが、せっかくここまできたので入ってみることにしました。

ごはんをくまの型にはめたものです。お子様ランチのようにも見えますね。
その奥にあるのがカオソーイ。食べ比べをしましたが、
どうもウォンブリー御殿のカオソーイのほうがおいしかったですね。
地元の人の意見が正しかったようです。

さて、この後の行程ですが、ちょっとだけ引き返します。
実はどうしても気になっている喫茶店があるからです。

途中で郵便局を発見。伝統的な建物が並んでいるプレー旧市街の
中で、この建物は近代的です。

こちらSlope coffeeというお店。
古い木造建築をうまく利用したような喫茶店です。

ミルで砕く前のコーヒー豆がありますね。

電球とかひとつとってもこだわりとおしゃれな雰囲気があります。
そのとおりで、この喫茶店。学校が終わった地元の学生たち
若者のたまり場でした。

ここで、コーヒーをいただきます。2杯70Bとバンコクの半額でいただきました。

ここまでの行動はこんな感じです。小さな町だからのんびり歩いても
大体とのころを回ることができました。

夕方になり喫茶店を出て、ナイトマーケットがある方向を目指します。

こちらにはケーキ屋さんがありました。

この辺りはちょっと上流階級的な邸宅が多く、また学校の近く
のため、学生さんたちと多く出会いました。

ここは、伝統的な服を販売しています。タイドラマやその舞台となった
邸宅に展示していた服とほぼ同じものです。

プレーのナイトマーケットあたりにある小さな市場です。

気になるものはいろいろありますが、旅は始まったばかりですから
まだ買付というわけにはいきません。でもネームという発酵した
ソーセージをおやつ代わりに買いました。30B

ここは道教寺院。近くのお店でちょっとした買い物（藍染風の服）
をしました、
まだ、ナイトマーケットが始まるのには時間があるようですので、
しばらく散歩してみることにしました。

メインの通りのようですが、建物にチーク材が使われているものが
あります。

ただ、どうやら空き物件のようです。

と見ながらしばらく歩くと。

比べれば一目瞭然大きいですね。
販売価格もさることながら、これを持って帰るのも大変そうです。

といいながら、15分ほど歩いていると、面白いものを見つけました。

こちらの奥にあるのですが、実は地元の人が使う生鮮・おかず市場がありました。

ナイトマーケットあたりの市場の規模がやや小さかったのですが、
こちらは巨大で多くの人が買いに来ています。

やはり、こういう街の市場に来ると気持ちが高揚します。
タイの腸詰も売られていました。

別の出入り口です。こちらがメインの入り口です。
この周りの路上にも多くのお店が並んでいました。

ナイトマーケットのところに戻ろうとすると路上で寿司を
売っていました。

寿司以外にも、おにぎりとたこ焼きが売られています。
日本のものが普通に売られていますね。

ほかのお店もにぎやかです。

プラー（ナマズ）とかを焼いています。この照り焼きにしている
プラーは珍しい（よく見るのは塩焼き）なので、
ためしに購入しました。（３０Ｂ）

まだ青いバナナです。

ということで、そろそろナイトマーケットに戻ってみることにしました。

ということで、これまではこんな感じで歩きました。
新市街の生鮮市場と旧市街のナイトマーケットの間にちょっと距離があります

あたりが暗くなりナイトマーケットのところに戻ってきましたが、
どうもぱっとしません。

思っていたものと違っていて、屋台でもビールとかを飲みながらという雰囲気
ではなかったので、ここでの夕食は断念することにしました。

途中、粽を売っていましたのでそれを購入しました（１２Ｂ）

来た道を何度も歩いてしまいましたが、先ほどの路上市場のところから
ホテルを目指します。

路上市場があったところです。
もう静かになっていました。

路上の店はありますが、もうほとんどのものが残っていませんでした。
どうやら夕方の一時期だけの勝負のようです。


このまま大通りをホテル目指しましたが、見事にこれといった食堂や
レストランがなくあわてました。
プレーは夜何もない街とは聞いていましたがこれは本当のよう。

ホテルのすぐ近くのバスターミナルにもいきましたが
やはり何もなく、ちょっとあきらめかけていた時に
ようやく、流行っているレストランを発見しました。

ここは、潮州料理のお店です。香港の「ソウハツ」というお店に雰囲気が
似ていました。
タイ人のルーツの多くが香港あたりの潮州地方から来ている人が
多いのが関係しているような気がしました。
蒸し物がおいしそうに並んでいました。

こういうおかずもあります。
地元の人らしい人も多く来ていましたので
ここで夕食をとることにしました。

スープのようなものもありました。

店の入り口にあります。シズル感というかなかなかいい感じですね。

これは、先ほど３０Ｂで購入したプラーです。
タイのレストランはこういう持ち込みも可能だったりします。

ゴーヤの肉詰めを蒸したものです。
薬膳のような料理でおいしくいただきました。

こちらは野菜の煮物スープです。

ということで、ビールも飲んで３７０Ｂでした。

ということで、この日十二分にプレーの街を楽しむことができました。

ちなみにこの日は現金１４８１Ｂで済ませることができました。

ということで、この日十二分にプレーの街を楽しむことができました。

ちなみにこの日は現金１４８１Ｂで済ませることができました。