2017/01/05 - 2017/01/08
33位(同エリア146件中)
Ponさん
【今回のお話】
羽田からフランクフルトを経由して、ヨーロッパのはじっこアルバニアへ向かいます。数十年前に社会主義国家として外交を遮断しており、近年はヴォルデモート卿がお隠れになっていたことで有名な国です。久々の旅のはじまりはできるだけナゾな場所から始めたかったので、こちらへやってきました。
【概要】
今の会社に勤めて5年が経ち、ちょうどプロジェクトの合間で休みを取ることができたので、少し長めの旅に出ることにしました。2週間以上の旅は、5年前のインド以来です。
今回の行き先は、3年位前からずっと興味のあった旧ユーゴ連邦。旧ユーゴ外のアルバニアを含めて、厳冬期のバルカン半島8カ国を18日間で回りました。
年末のオーストラリアから中3日ですが、なかなかないチャンスなので思い切って行ってきました。
【行程】
★1/6 羽田→フランクフルト→ティラナ
★1/7 ティラナ
★1/8 ティラナ→プリズレン→プリシュティナ
1/9 プリシュティナ
1/10 プリシュティナ→スコピエ
1/11 スコピエ→ベオグラード(夜行)
1/12 ベオグラード
1/13 ベオグラード→ポドゴリツァ
1/14 ポドゴリツァ(コトル日帰り)→サラエボ(夜行)
1/15 サラエボ
1/16 サラエボ→モスタル
1/17 モスタル→ドブロブニク
1/18 ドブロブニク→ザグレブ
1/19 ザグレブ(プリトヴィツェ日帰り)
1/20 ザグレブ→リュブリャナ
1/21 リュブリャナ(ブレッド湖日帰り)
1/22 リュブリャナ→ブリュッセル→成田(機中泊)
1/23 成田着
【フライト】
1/6 NH203 HND-FRA 0055 0520
1/6 LH1424 FRA-TIA 1040 1250
1/18 OU665 DBV-ZAG 1610 1715
1/22 JP394 LJU-BRU 1700 1840
1/22 NH232 BRU-NRT 2050 1615(+1)
ANAとクロアチア航空はwebsiteから予約。ホテルはExpediaで予約。サラエボのホテルのみBooking.comで予約
【謝辞】
今回の旅にあたり、Galsysさん(http://4travel.jp/travelogue/11184490)の旅行記を大変参考にさせてもらいました。ありがとうございました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夕方まで仕事をして、一度自宅に戻り荷物を持って出発。旅の始まりは羽田空港国際線ターミナルから。つい数日前に帰ってきたばっかりなのにまた出発です。
今回はお留守番のツレは、さすがにちょっと不安そうでした。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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できるだけ軽装を試みましたが、行く先が厳冬期なこともあり、山道具など荷物が多くなりました。バックパッカーは卒業して、リモワのコロコロとパタゴニアのザックがお供です。
羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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ダイヤモンドなツレがいないためプラチナ民のANAラウンジへ。23時頃でしたがすごく混んでいました。いつの間にこんなに混むようになったんだろう。
前日にインボラでビジネスUGの嬉しいお知らせが届いていたので、ラウンジでは控えめに。(ただし深夜便のため機内で夕食はありません。)羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ
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シャワーも20人待ちで、掃除の人は大変そうでした。
羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ
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搭乗です。さすがに欧州路線だけあって、ビジネスの乗客数が多いですね。
羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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今回はじめてヨーロッパへ行ったのですが、これはビジネスでないと辛いですね。777-300の7Fの席でしたが、何故かこの席の前は大きな構造物が設置されており、他の座席に比べてスペースが少なかったです。
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まずはウェルカムシャンパンで。(プラカップが…)
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アミューズもひととおりいただきます。
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軽食として豚丼とサラダとスープをいただきました。
これって書いてしまっていいのか分からないのですが、あの一風堂のラーメンってカップ麺から作ったものを器に移しているんですね…。自分的には衝撃の光景でした。 -
フィンランド上空ですかね。
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朝食はこんな感じで。
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11時間のフライトの後、早朝5時半にフランクフルト空港へ到着。早朝のフランクフルト空港はがらーんとしていました。トランジットを抜けて、そそくさとラウンジへ向かいます。
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さすが本拠地。羽田空港のやつより全然大きいです。
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スタアラGoldなので、Senetorラウンジが使えるようです。
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まずはシャワーを。本日一番乗りとのこと!
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ラウンジもまだガラガラ。4-5人くらいしかいませんでした。
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日が明けるのを眺めながらシャンパンを。
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朝食にはちょうどいい感じでした。
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ドイツビールも2種類サーバーあり。
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自分はこちらの方が好きでした。
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5時間のトランジットをひたすらラウンジで過ごし、搭乗口へ向かいます。
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フランクフルト→アルバニアの便にはアジア人がほぼ皆無。この後サラエボに着くくらいまで数えるほどしかアジア人を見かけず、けっこう驚きました。
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フランクフルトにはA380やB747などたくさん駐機していました。
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いよいよティラナ行きの便に乗ります。機体はA319-100です。10時過ぎとはいえ外気は-7℃でした。
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日も出てきました。
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簡単なサンドイッチがサーブされました。ルフトハンザだけあってドリンクもしっかりしていましたが、着陸後を考えここはノンアルコールで。
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旅の最終日に確認しましたが、上空からスロベニアのブレッド湖が見えました。日本の国内線の高度で国境をいくつも越えていくのは新鮮でした。
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アルバニアが近づくにつれ…山岳国家だけあって寒そうです。ちょっと心配になってきました。
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アルバニアに着きました!飛行機を降りてバスで移動した建物にイミグレがありましたが、パスポートをチラ見するだけでスタンプすら押されませんでした。ターンテーブル脇には大きくvodafoneの広告があり、ATMもありました。
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到着ロビーはごった返してい、タクシーの客引きが結構います。ATM で3000レクほどキャッシングして、トイレの個室で荷物の整理と着替えを済ませました。久々のこういうところだったので少し用心しましたが、危険は感じませんでした。
ロビー内のvodafone AlbaniaでSIM カードを購入しました。5日間有効、4GB、電話番号付きで500レク、カードで支払いもできました。セットアップはお店の人がやってくれます。ちなみにアルバニア国外でのローミングには別の設定が必要なようで、コソボ以降では使えませんでした。 -
Infomationでバス乗り場を聞いて建物の外に出ます。それほど寒くないです。この写真の反対側にバス乗り場があるのですが運悪くバスは出発したばかりで次は1時間後。日が落ちるのが早いのでタクシーで行くことにしました。
黄色いタクシーがありましたが、個人タクシーで町の中心部へ向かいます。いちおう英語が話せそうな人に確認してみたところ妥当な値段だったので、言い値の15ユーロで町の中心部へ向かいます。 -
空港からは30分程度、市内に近づくと道がかなり混んでいました。
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14時頃かな?まだ結構明るいです。
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街の中心部付近のランドバウト、アルバニアの双頭の鷲のオブジェが見えてきてテンションが上がります。
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泊まるホテルを説明するのが面倒だったので、ティラナでいちばん有名なティラナ・インターナショナルホテルまで連れてきてもらいました。ここから少し歩きます。
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ティラナ・インターナショナルの向かいのオペラハウス。旧共産圏独特のどデカさが懐かしいです。1辺10m以上はありそうなアルバニアの国旗もかっちょいいです。
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歩くこと10分、事前情報通りちょっと見つけにくかったけど無事ホテルへ着けました。
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日が落ちないうちにぐるっと回ってきました。スカンデルベク広場を楽しみにしていたのですが、大規模改修中で中には入れず残念…。
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スカンデルベク像もご覧のとおり後ろ側からしか見れませんでした。
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結構新しいホテルも出来つつあるようです。
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17時前ですがあっという間に真っ暗に。ガイドブックにも載っているローカル料理が食べられるOdaへ。場所が分かりにくくて、近くにいたおじさんに尋ねると近くまで連れて行ってくれました。
オーダ 地元の料理
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民家を改装した感じの店内。真冬だからか、まだ早い時間だからか客は自分だけでした。店では英語が通じました。
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昔は床に座って食べていたそうですが、現代風にローテーブルとベンチにアレンジされていました。
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地元ビールを。200レクくらいかな?
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なすに玉ねぎを炒めたものを詰めたローカル料理、ハーフサイズにしてもらいました。付いてきたパンがヨーグルトベースらしく、おいしかったです。
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がっついてラムを頼んだのが失敗。。濃厚なお味で、完食できませんでした。
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ホテルの部屋はシンプルで、シャワーも十分お湯がでました。朝食付き1泊30ユーロ。
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翌日の朝食はシンプルなバイキング形式。ここでもパンが美味しかったです。
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今日は色々回るため、早朝からてくてく回ります。まずは昨日の巨大アルバニア国旗。
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向こうに国立歴史博物館が見えます。
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アルバニアは結構宗教色が薄いのですが、クリスマスツリーもあり。
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レンタルサイクルもありましたが、誰も使っていないし、使い方が分かりません。棒みたいなものがフレームの間に突っ込まれてロックされていました。
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南へ歩くこと15分、エンベル・ホジャ記念館ですが、今は廃墟です。
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街中には謎のグラフティが多かったです。
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ナゾ
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社会主義時代に作られたトーチカが街中で見られます。奥はベルリンの壁(の一部)。
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トーチカの中にも入れました。
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ナゾ
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ベルリンの壁(の一部)
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エンベル・ホジャの邸宅も今は廃墟です。街中の住宅街に普通に残っていました。
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別のトーチカ。
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さらに南下してティラナ大学前のマザーテレサ広場まで来ました。
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かっちょいいです。
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中心部に戻ってきました。ナゾ建築物があります。
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再びスカンデルベク像
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10時を過ぎてエトヘム・ベウトモスクが開いたので入れてもらいました。
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普通に公開していて、中もきれいです。
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モスク横のクロックタワーに登ります。200レク。広場はこんな感じでした…。
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広場が工事中のため入れないかと心配しましたが、工事現場を通り抜けて国立歴史博物館へ入ることができました。
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内部は撮影禁止ですが、有史以前から現代までのアルバニアの歴史が展示されています。ちゃんと本物が展示されてあり見ごたえがありました。入場料200レクは安いですね。
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お昼はティラナ・インターナショナル横の食堂で。左のファストフード店でサンドイッチ120レク。
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前日にツーリストインフォでバスを確認しておいたので、バス乗場から路線バスでお目当てのBUNK'ARTへやってきました。確かLymza行きのバスで40レク、30分位で着きました。バスのフロントガラスにBUNK'ARTのプレートが出ているのですぐわかりました。
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バス停からはGoogle Mapを頼りに徒歩15分くらい。この長いトンネルを歩いて抜けます。
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入り口で入場料500レクを払って中に入ります。英語で全く問題ないです、というかこの施設のスタッフは英語がかなり流暢でした。
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いきなり現れるのでびっくりします。
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エンベル・ホジャの時代に山をくり抜いて核シェルターが作られました。その後軍の演習などで使われていたものの、現在は史跡とともに前衛アートのギャラリー的に使われています。
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坂を登って入り口です。
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暑さ10cm以上は優にあろう扉の向こうはかつての核シェルターです。
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ここはエンベル・ホジャの部屋で、シェルターの中で最も豪華な部屋でした。
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受話器を取るとホジャの声が聞こえてきます!
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中国と軍事的な結びつきが強く、展示されている物資は中国製のものが多かったです。
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ホジャの執務室。
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作戦会議室ですかね。
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シェルターの中の一部はカフェになっています。
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シェルターの中にホールがあって(!)、そこはステージとしてライブなども行えるようです。自分的にはこの場所はかなり衝撃が大きかったです。
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とっても印象的だったBUNK'ARTを後にして、山の方に見えたロープウェイに乗ります。往復6ユーロ。地元の家族連れと仲良くなりました。
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この週は何十年ぶりかにティラナで雪が積もったらしく、ティラナっ子たちが楽しそうにあそんでいました。
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街に戻ってランチのお店の隣のお店でローカル料理を。英語が通じなくて、注文が大変でした。ビールと合わせて300レク。明日は朝が早いので、早々に宿に引き上げて休みました。
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