冬のレッサーパンダ紀行【２】 富山市ファミリーパーク　元気そうでよかった・・・歓喜！！ お嫁入りしたアンコちゃんに会いに！！

2017/01/28 - 2017/01/28

両親が中国生まれで国内では全くの新しい血統である京都市動物園生まれのロッポ君が移動しレサパン界的に次の動きが注目されていた富山市ファミリーパークにいよいよロッポ君のお嫁さん候補がやってきました。
そのお嫁さん候補は・・・なんと、２０１３年６月２２日に伊豆大島の大島公園動物園で誕生したアンコちゃん！！

アンコちゃんはここ数年、展示スペースの関係で大島公園動物園の飼育舎ではなく非公開の動物病院で暮らしていたので会うはすごく久しぶりです。
正直、数年間の病院暮らしで彼女がどの様になっているのか心配しつつ訪問したのですが・・・よかった・・・行動的でもっこもこで愛想良しの可愛いアンコちゃんでいてくれました。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア 富山市(富山)

明日はここ数年の恒例行事となっている長野市茶臼山動物園の”レッサーパンダのおもちゃ作り”に参加の予定で、今日はその前に富山市ファミリーパークに寄ることにしました。

大阪から「サンダーバード３号」と新幹線「つるぎ」を乗り継いで富山へ。

富山駅から地鉄バスに乗り富山市ファミリーパークへ。

富山市ファミリーパークの入園料は大人５００円です。

入園してすぐのアムールトラ舎。

浜松から来たミーさん。

素敵な犬歯？

調べてみたらネコ科でも犬歯でいいみたい（笑）

すごっ！！

これに噛まれたら風穴開きますね・・・。

お隣の放飼場のヤマト君は可愛くお昼寝。

この２匹はペアリング行われるのかな？

大阪のみさき公園から昨年１１月にお嫁入りしてきた羽夏ちゃん。

１歳年上のリン君との将来のペアリングを期待していのですが、なんとリン君が先月２歳１１ヶ月の若さで天国に旅立ってしまいました・・・。

お嫁入りしてすぐに１頭になってしまった羽夏ちゃん。

もちろん偶然だとは理解しているますが、富山ファミパのキリンはなんだかちぐはぐと言うか・・・リン君が来る直前にもパートナーとなるはずだったコナツちゃんが天国に旅立ちましたし・・・。

羽夏ちゃんには富山の地で是非ママになって欲しいです。

里山の坂道を登ってレッサーパンダ舎へ。

あれっ？

誰もいない・・・と思ったら・・・、

木の中ににロッポ君がいました。

ロッポ君は２０１６年６月２５日京都市動物園生まれ、お父さんがウーロン君、お母さんがジャスミンちゃん、両親共に中国生まれで日本の血統とは混じっておらず、息子のロッポ君も日本のレッサー界の救世主とも言える貴重な血統なのです。

ロッポ君は１時３０分頃によく鳴くそうですよ・・・今日は鳴きませんでしたけど。

ロッポ君、現在軽度の皮膚病だそうで・・・暫くは新妻アンコちゃんとの同居は見送りのよう。

その貴重な血統のロッポ君のお嫁さん候補に選ばれたのアンコちゃんは屋内展示室にいました。

尻尾が立派！！

アンコちゃんは２０１３年６月２２日東京都大島公園動物園生まれ、お父さんはコタロウ君、お母さんはアイリちゃんです。

名前の由来はもちろんアンコ椿です。

昨年１１月に大島から富山にやってきたアンコちゃん、富山ファミパの環境にもずいぶん慣れた様子と見受けました。

大島ではここ数年展示スペースの関係で非展示だったのでアンコちゃんに会うのはまだ子パンダだった頃以来です・・・すごく可愛らしいレッサー娘になっていて感激しました。

２００５年６月２１日多摩動物公園生まれのハナちゃんはバックヤードでした。

ファミパレッサーのエース・ラミー君が昨年１１月に天国に旅立ち、ハナちゃんも繁殖から外れ・・・ファミパレッサーも世代交代の時期に入りました。

ロッポ君が木から降りてきました。

軽い皮膚病の影響もありもこもこのアンコちゃんと比べるとスレンダーに見えるロッポ君ですが体重はほぼ一緒とのこと。

食欲は至って旺盛！！

あっと言う間に竹の葉が減っていきます！！

美味しいね！！

アンコちゃんは精力的に室内を歩き回っていました。

動線にもバリエーションがあってとってもいい感じ。

時々くれる目線がとても可愛らしいのです。

アンコちゃんも食欲旺盛です。

放飼場にびっくりするくらい大きなカラスがやってきました！！

カラスに対峙するロッポ君・・・、

勝利！！

お腹が空いたのでレッサー舎から一旦下山することに。

途中のニホンツキノワグマ舎、可愛くひなたぼっこをするリンちゃん。

里山の環境をそのまま利用している富山市ファミリーパークには野生のムササビもやってきます。

現在、９号室にお客様がおられました。

こちらが９号室。

冬期間は園内レストランがお休みなのを失念・・・仕方がないので近くの（比喩表現・・・結構遠い）ローソンに買い出しへ。

戻ってくるとロッポ君は毛繕い中でした。

ロッポ君の双子兄弟で茶臼山動物園にお婿入りしたプーアル君はアンズちゃんとの同居生活をおくっているそう・・・ロッポ君も早く皮膚病を治してアンコちゃんと同居したいね。

放飼場には先日積もった雪も残っていました。

キーパーさんのお話では、雪が積もった日ロッポ君は大はしゃぎで放飼場を転がり回っていたそうです。

レッサーパンダとホッキョクグマは雪が積もると明らかにテンションあがりますよね。

１４時からお待ちかねのリンゴタイム！！

アンコちゃん一旦収容・・・ひょっとしてリンゴタイム慣れしているハナちゃんに交代かな？とも思ったのですが・・・、

アンコちゃん再登場！！

早速端っこからリンゴを食べていきます。

たくさんのお客さんにスマホを向けられても動じないアンコちゃん。

やっぱ３歳くらいの女の子パンダはおしゃまさんで可愛いなぁ。

すごく器用にリンゴを剥がして食べていきます。

この張られたリンゴをパリッと?がすのは割とセンスの差が出ると言うか・・・運動神経のいい子は比較的あっさりと綺麗に手で剥がす感じがします。
どうしても取れなくて大口を開けて直接食べようとする子はちょっと運動音痴な子かな？

いや～、それにしても可愛いなぁ。

お母さんのアイリちゃんはクールビューティー系の美パンダだし、お父さんのコタロウ君も優しい感じのイケパン君だし、アンコちゃんが可愛いのは当たり前と言えば当たり前なんですけどね。

続いてロッポ君にもリンゴタイム。

リンゴが欲しいロッポ君とさりげなくリンゴの入ったボールを隠すキーパーさん・・・なんだか軽いコントの様な感じでした。

キーパーさんの手からリンゴをもらうロッポ君。

すごく堂々とした立ち振る舞いを彼からは感じるのですが実はまだ１歳半なんですよね。

今年ももちろん可能性は十分にあるとは思いますが、本命はロッポ君２歳、アンコちゃんが４歳になる来年のシーズンかもしれませんね。

ファミパ・レッサーの新世代を担うロッポ君とアンコちゃんの将来が楽しみでなりません。

この旅行記へのコメント （3）

• 徹子さん 2017/02/08 19:55:41

  ジルルカ様

  レッサーパンダの旅行記いつも楽しみにしています。
  いつか実際に見に行きたいなーと思いつつ日々過ぎています。
  今度、いつかお供させて下さい。

  jilllucaさん からの返信 2017/02/09 19:02:46

  RE: ジルルカ様

  徹子さん
  
  こんばんは。
  
  > レッサーパンダの旅行記いつも楽しみにしています。
  > いつか実際に見に行きたいなーと思いつつ日々過ぎています。
  > 今度、いつかお供させて下さい。
  
  ありがとうございます。
  今年は是非お近くの動物園にレッサーに会いに行ってくださいね。
  レッサーの実物は写真の１００倍は可愛いですよ、また、レッサーだけでなく他の動物も可愛いですよ。
  どちらかの動物園のレッサー舎の前でお会いした際はどうぞよろしくお願い致します。
  
  jillluca

  徹子さん からの返信 2017/02/10 21:57:38

  了解です！

  ジルルカ先輩には程遠く遥か彼方、なかなか足繁らん私ですが、万が一お供出来た場合は他県の可愛いモフモフっ子話、お聞かせ願います。
  全国、いや世界統一で彼らの半数以上は自分の個体名が「カワイイ」と思っているはず。絶対に。多分。…。
  ちなみに私は、顎の白いカワイイ毛をホワチと呼んでいます。皆様は違うようですが。呼びやすいのでホワチと呼んでいます。もちろんホワイトチンの略です。愛する円山ギンちゃんは、ひげホワチ。女の子なのに白いひげのようなものが生えて……。そこがまた堪りません。
  長々すみません。
  旅行記楽しみにしております。