スリランカ１人旅（２／５）ダンブッラ・シギリヤ編

2016/01/09 - 2016/01/14

シギリヤロックを見たくなり、行ってきました弾丸一人旅！スリランカを知れば知るほど興味が増してきて、ここもあそこもと絞りきれず困りましたが、また行けばいいやと断捨離プランニング。逆に乗継時間が中途半端だったため、敢えて長めにして往復共に乗継観光。一粒で三度おいしい旅です！

さて、シンガポールで乗継いで、いよいよスリランカにやってきました。


【旅程】
　　01/09 大阪～〈機内泊〉
　　01/10 ～シンガポール(乗継観光)～コロンボ〈車中泊〉
　　01/11 ～ダンブッラ～シギリヤ～キャンディ〈ホテル泊〉
　　01/12 キャンディ～コロンボ～〈機内泊〉
　　01/13 ～バンコク(乗継観光）～〈機内泊〉
　　01/14 ～大阪

【フライト】
　　01/09 2330大阪KIX→0540(+1)シンガポールSIN SQ615
　　01/10 2235シンガポールSIN→2355コロンボCMB SQ468
　　01/13 0130コロンボCMB→0625バンコクBKK TG308
　　　　　　　　　　　　　　2315バンコクBKK→0625(+1)大阪KIX TG622

※フライトはANA特典航空券の一部を使用

【この旅の軌跡】
　（１）シンガポール乗継観光編→http://4travel.jp/travelogue/11153365

エリア シギリヤ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: シンガポール航空 タイ国際航空

日付が変わる頃にコロンボのバンダラナイケ国際空港に到着。

早速見つけたロータスラウンジへ。アライバル利用できないかとプライオリティ・パスを握りしめてカウンターに向かうと前のグループがスタッフと激論を交わしてる様子。時間かかりそうだなぁと思った矢先に、スタッフが入っていいと手招き。ココだけの話、カードチェックも無しに入れちゃいました。

ロータス ラウンジ (バンダラナイケ国際空港) 空港ラウンジ

1時間程休憩してたら眠たくなってきました。SIMも調達しないといけないので、早めに行動開始。

空港で家電がイッパイ売っていますね。

今回はたっぷり時間あるので利用しませんが、エアポートタクシーのカウンターがあったのでチェックしてみると、

コロンボフォートまで、Rs2,400（約2,050円)・エアコン付Rs2,650（約2,250円）、
ダンブッラまでは、Rs8,950（約7,600円）・エアコン付Rs9,850（約8,400円）。

ATMでRs.20,000キャッシングして、お次はSIMですが長蛇の列…。

２時過ぎに外へ。ターミナル出て左に進んで行きますと、

1番端まで来たら、この辺りがバス乗り場。

このバスのようです。

187番バスのエアコン付き。僕以外に誰も乗っていません。いつ出発するんでしょうか？もっと人がいる早めに出てきたらよかったかも…。


02:25 ウトウトし始めた頃に動き出しました！

と思ったら、5分もしない内に停車。エアポートシティホテルという看板があるところです。

ドライバーも座ってしまいました。いつ出発するのでしょうか？

ちなみに助手席をキープ。料金は確かRs.130（110円くらい）でした。


しばらくすると、こんな時間なのにどこからともなく人が集まり出して、無事出発しました。

3:45 コロンボに到着。まずは、これからの長丁場に備えトイレを済ませ、水を調達します。

ダンブッラと大声で連呼してるとこれだと教えられ、アヌラーダプラ行き15番バスに乗車。Rs.261（約220円）でした。

4時過ぎに出発。運転席に近い座席をキープ。最初はガラガラでしたが、いつの間にか超満員になりました。

07:30 ダンブッラ到着。

石窟寺院に行きたいと伝えてたので、近くで降ろしてくれるのかと思いきや、2.5キロ程進んだバス停で降ろされました。

仕方なくスリーウィラーに乗って、

クロックタワーを通過し、

07:40 ゴールデンテンプルに到着。

ゴールデンブッダ

しかし、この奇抜なエントランスはなんでしょうか？

チケットオフィスで石窟寺院のチケットを購入。

左手の階段を登って行きます。

ダメ元でお願いしたら、こちらで荷物を預かってくれました。

いざ出発。階段を登って行きます。

けっこう距離がありますが、

気にせずどんどん登って行くと、

ダンブッラ石窟寺院に到着！

ダンブッラ石窟寺院 史跡・遺跡

お猿がたくさんいました。

靴を預けて、

入口を通過。

さあ、順番に見ていきましょう。

第１窟 デーヴァ・ラージャ・ヴィハーラ「神々の王の寺」

最古の石窟です。

14mの涅槃仏が横たわっています。足の裏が真っ赤に塗られていますね。

こんな岩山の中にどうやって作ったんでしょうか？不思議です。

いいですね～、回廊好きには堪らない。

第２窟 マハー・ラージャ・ヴィハーラ「偉大なる王の寺」

ダンブッラ最大の石窟で、幅約52m奥行約25m高さは入口付近で約6mあるそうです。

天井からは聖なる水が湧き出ています。

ちなみに、ダンブッラとは「水の湧き出る岩」という意味で、この第2窟が名前の由来のようです。

聖水を受けているこの壺、何でも絶えず雫が落ちているにもかかわらず、減りも増えもしないと言われているんだそうですよ。

蓮の花が綺麗です。

第３窟 マハー・アルト・ヴィハーラ「偉大な新しい寺」

19世紀後半に造られ、57体の仏像があります。

窮屈そうな寝仏像。

こちらが王様の像です。

第４窟 パッツィーマ・ヴィハーラ「西洋の寺院」

キャンディ王朝末期に造られたそうです。

第５窟 デワナ・アルト・ヴィハーラ「最も新しい寺」

イギリスの植民地時代の１９１５年に造営。

天井の仏像壁画。

奥からの全景。

ジャングルを眺めるゴールデンブッダ。

分かりづらいですが、右下にかすかにシギリヤロックも見えています。

さて、この奇抜なとこも入ってみましょうか。

いろいろな展示がありましたが・・・。

続いて、こちらの階段を登ると、

開けた場所に出まして、

ゴールデンブッダ

そして、僧侶の行進。

再びスリーウィーラーに乗って移動。

9:30 ダンブッラメインバスステーションに到着。シギリヤロックと大声で連呼してたら、この490/1番バスだと教えられました。

出発まで10分程あるみたいなので、コチラのお店で物色。

マフィンを購入。

9:40に出発。

10:40 シギリヤロックの入口に到着。

シギリヤロックの南側、シギリヤロード沿いです。

荷物を預かってくれると噂のシギリヤレストハウスが、まさかの休業中…

というのも、シギリヤロックは西面から入って南面に出る一方通行らしく、この辺りで預かって貰うと、1番ロスがないらしかったのですが…

仕方なくバックパック背負って出発！

お～、早速見えてきましたよ。

途中駐車場入口に警備員がいたので、荷物預かって貰えないか聞いたらダメでした。

そこを左折し、お濠に沿ってぐるっと回り込んで、

11:05 西面にあるチケットカウンターに到着。

Rs.4,200（約3,500円）とめちゃ高です！

シギリヤ博物館にも入れるようなので、先に見ちゃいます。

シーギリヤ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

JICAの援助で建てられたようです。

シギリヤレディのフレスコ画のレプリカがあります。

期待が膨らむ一方、どうせレプリカだしと適当に写真を撮って外へ。ホンモノが待ってますもんね！

チケットチェックを受けて、

いざ出発！

参道を進んで行くと、

王の沐浴場

ドライ・シーズン・パレスかな？

そして、シギリヤロック！

これを見たくて遥々やってきたんですよ。

シーギリヤ ロック 自然･景勝地

拡大してみます。

火山のマグマが硬化してできた岩頸。自然の力は凄まじいですよね。

説教の岩場

岩に刻まれたたくさん穴は、僧侶が岩の上で説教をするための足場だと言われてるようです。

石窟寺院がありました。

ここにも微かにフレスコ画が見れました。

蜂に注意！

11:45 登り口にきました。

岩と岩とが重なり合っていて凄いことになっています。

しばらく登ると、見えてきました。

こちらを進んで行き、

螺旋階段を登っていくと、

支えはこんな感じ…

シギリヤレディとご対面です！

かつては500人ほど描かれていたようですが、現在はわずかに18人だけだそうですが、それでも本当に素晴らしいフレスコ画でした。

（注）この写真は先程の博物館のレプリカ写真です。実は写真撮影が禁止になっていました。そうとは知らずにフレスコ画の所に着き、一通り見学してから写真を撮り始めたら、監視の兵士？警官？に詰め寄られました。最初は意味がわからず聞き流してたら逮捕するぞと本気で腕を掴まれました。写真のデータは目の前で消すように言われました。

今月から撮影禁止になったようです…半月程前に知人が訪れた際にSNSにUPしていたので当然撮影OKと思い、看板を見落としていたようです。有名な「フラッシュだめ」の看板も無くなっていました。

あと味が悪くなってしまいましたが、気を取直して見学再開。ミラーウォールに行ってみましょう。

ミラーウォール

真珠のような輝きを持ち、鏡のような光沢があるため、そう名付けられた高さ3mの回廊壁。かつては反対側の壁に美女たちのフレスコ画があり、ミラーウォールに映る仕掛けになっていたらしい。

見晴らしのいいとこに出ました。

広場のようになっていて、

ここで聞いたら、荷物預かってくれました！

12:10 ライオンテラス


かつては顔もあったのでしょうか？足だけでも迫力ありますけどね。

ライオンテラス 史跡・遺跡

すごいとこに階段が付いてます。

こんな感じで、恐る恐る上がっていくと、

見えてきました！

王宮跡。


父を殺し強引に王の座についたカーシャパは、弟の復讐を恐れ、この岩山の上に王宮を築いたそうです。

それにしても素晴らしい眺望です！

右下の岩がエレファントロック

王のプール

まさに天空の城。

風の音しか聞こえません。

王の椅子

彼はここで何を見ていたのだろう…

弟の進撃を受け、わずか11年で自らの命を絶ったそうです。

5世紀に造られたこの宮殿が発見されたのは、彼の死後約1400年後の19世紀後半のこと。

ピドゥランガラロックが見えますね！

実はシギリヤにホテルを取って明朝1番にピドゥランガラロックへ行こうかと迷ってたんですが、堪能できたのでもういいかな。

さて、降りましょう。

断崖絶壁…

降りる方が怖かったかも。荷物をピックアップして、

投石機

敵が攻めてきた時に岩を落として宮殿を守るために備えたもの。1500年以上もバランスを保っているんだそうです。

会議室

王座も残っています。

アサナ礼拝堂

古代の僧たちが瞑想していた場所。

コブラの岩

遥々やってきて本当に良かった！大満足です。

エレファントライドも楽しそう。

13:45 入口に戻ってきました。


今バス行ったとこだから来ないよーって言うので、仕方なく業務契約成立。


ところが、走り始めてすぐに故障…困ったなあと思っていると、

すぐにバスがやってきたので、業務契約解除してバスに乗車。

騙されなくて良かったね。

14:20 ダンブッラメインバスステーションに到着。

いつものようにキャンディと大声で連呼してたら、この場で待てと教えられ、

すぐにキャンディ行きのバスがきました。

早速乗り込み、14:30出発。

スリーウィーラーだらけ。


その後ウトウトしてる間は順調に進んでいたようですが、

もう少しという所で、渋滞につかまり、

30分経ってもあまり進んでません。

17:30 キャンディに到着しました。（３）キャンディ編に続く→http://4travel.jp/travelogue/11210111

この旅行記へのコメント （2）

• tabinakanotaekoさん 2017/10/25 08:00:25

  とても参考になりました。

  ＹＯＬＯさん、
  
  初めまして、tabinakanotaekoと申します。１２月にスリランカへいきます。あなたと同じでシギリヤ・ロックの写真に惹きつけられ、ここはどこ？　スリランカ？　スリランカってインドの島だと思っていたら国なんだ　というロウ・レベル。
  ネゴンボ１泊、シギリヤ２泊、キャンディ２泊、コロンボ２泊、乗り継ぎの広州で１泊するプランにしました。シギリヤは上りと下りは同じ階段なのかな？という疑問を持っていたのであなたの写真で解決しました。撮影禁止のフレスコ画もあなたの真似をして、レプリカの写真で代用することにします。間違ってもこっそりなんてことを考えないようにしますね。
  ダンラップの石窟寺院は入口が安っぽいので、やめておこうかと思っていましたが、同じく写真を見て行ってみることにしました。其処らじゅう階段だらけですね。そこがちょっと心配です。スリーウイラーのおじさんの誘い文句にも注意をしますね。ブルネイで同じ目に合いました。バス停でさりげなく側に座ってきて、しばらーくしてから呟くように「バスって一杯にならないと発車しないからなー」って言うんです。まんまと引っかかりました。
  
  いいねとフォローをさせていただきました。
  
  　　　　　　　　　　　　　tabinakanotaeko
  

  YOLOさん からの返信 2017/10/25 15:15:54

  RE: とても参考になりました。

  tabinakanotaekoさん、コメントありがとうございます。
  
  もう２年程前の情報ですので、お役に立つかどうかわかりませんが、参考にして頂ければ幸いです。シギリアレディの写真撮影まだダメなんでしょうかね？
  
  私みたいに弾丸ではなさそうですので、スリランカの旅をじっくり楽しんできてくださいね。特にキャンディの街は居心地が良さそうでしたよ！
  
  tabinakanotaekoさんのページにもまたお邪魔させて頂きますね。これからもどうぞよろしくお願いします(^^)