世田谷ボロ市を散策 2016年12月（東京）

2016/12/16 - 2016/12/16

年の瀬恒例の世田谷（せたがや）ボロ市を見物してきたので、その一部を紹介します。

ボロ市は今年で430年を迎え、東京都無形民俗文化財になっています。
ボロを草鞋（わらじ）や草履（ぞうり）と一緒に編み込むと何倍も丈夫になることから、ボロが安く売られるボロ市が始まりました。

現在はボロだけでなく、着物・半纏・衣料品、骨董品、おもちゃ、日用品、食料品などの露店が所狭しと並びます。

ボロ市の開催日は、毎年12/15･16、1/15･16の4日間です。2017年1月15日は日曜日です。

エリア 三軒茶屋・駒沢(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ボロ市の案内（ポスター）

ボロ市開催場所

ボロ市通りは、東急世田谷線の上町（かみまち）駅から世田谷駅にかけて、南側に位置しています。

かっちんは東急田園都市線の桜新町駅から歩いて行きます。

桜新町から上町への通り

桜新町を出発し、区立教育センターあたりで斜めの近道に入ると、30分弱でボロ市通りに到着します。

世田谷区の保存樹木「ケヤキ」

ボロ市通り西側の桜門

ここからボロ市見物を始めます。

キン肉マンとキョロちゃんがいます

布切れ

着物やバッグ

動物の家族

来年の干支「とりセット」もあります。

寿司屋のガリ

ちょうど寿司屋さんの前で店を出しています。

いろんな絵柄の手ぬぐい

懐かしい「竹とんぼ」

菊花石

これは値打ちのものですね。

焼きだんご

配管のレバー

水道の蛇口にも見えます･･･

温かそうな半纏

電柱の足掛けにつるす毛皮コート

高い位置なので、目立ちます。

仏の世界に入れます

風流な鉄瓶

ボロ市を祝うくす玉

世田谷ボロ市 伝統430年と書かれています。

ボロ市の由来

ボロを草鞋（わらじ）や草履（ぞうり）と一緒に編み込むと何倍も丈夫になることから、ボロが安く売られるボロ市が始まりました。

代官ホタルン

上町地区キャラクターです。

ボロ市や代官屋敷、ホタルやサギ草など、上町地区の特徴がたくさんつまっています。

青空をバックになびく藍染

最近流行の前掛け

屋号や商標のデザインが魅力的です。

こどもが喜ぶマスコット人形

梵鐘

ハンマーで叩くといい音色が鳴り響きそうです。

物干し竿にかけられる竹籠

昭和の原風景のようです。

色鮮やかな半纏

寒い冬には必需品です。

大きな木魚

自分でお経を読むのに最適！

立派な「祝い額」

三忠さんの開業祝いだったのでしょうか。

大運動会の記念手ぬぐい

上野運輸商会は、現在もエネルギー関連事業の上野グループとして存続しています。

1969年（昭和44）当時は家族ぐるみの大運動会があったのでしょうか。

東芝がスポンサーの手ぬぐい

1970～1979年（昭和45～54）まで、日本テレビのクイズ番組「東芝ファミリーホール特ダネ登場！？」がありました。

東芝はこの頃、社名が「東京芝浦電気」だった頃で、手ぬぐいに傘マークの英語表記ロゴが残されています。

招き猫とペコちゃん

古本屋

行李 (こうり)

衣類などの収納に使います。

毛皮のコート

いわしげんこつ

揚げ立てを売っていて、行列ができています。

台秤（だいばかり）

竿秤（さおばかり）

昭和30年代ですが、廃品回収業者が古新聞の重さをはかっていました。

天秤ばかり

小学校の理科の授業で使いました。

「吾輩は武士なり～」のコロ助

出番待ちのコロ助

「狭くて息ができないなり～。」

苔玉

箪笥の取っ手

ウルトラマンもお手伝い！

ノコギリなどの大工道具

明治牛乳の牛乳箱

昔は牛乳屋さんが各家に牛乳瓶を配達し、この箱に入れていました。

戦前の教科書

サザエさん一家

ボロ市見物を終え、桜新町に戻ってきました。

サザエさんの作者「長谷川町子さん」の美術館が近くにあります。

昼食は桜新町「田中庵」

大正3年創業の老舗の蕎麦屋です。

山菜そば（大盛）

今日の蕎麦は、北海道深川市音江町産「キタワセ」。
喉越しのいい蕎麦を美味しくいただきました。

来年1/15･16にもボロ市が開催されます。
お近くの方は訪れてみると、何か珍品に出会うかもしれませんよ。