2016年8月　飯田線秘境駅へ　（2日目-3）～田本駅・為栗駅・金野駅へ

2016/08/13 - 2016/08/13

前回の広島旅行から一週間。
お盆休みを使い飯田線の秘境駅を巡りに出かけました。

ここでは前回からの続き（→　http://4travel.jp/travelogue/11182023　）
大嵐駅から30分少々。田本駅に着きました。
田本駅も小和田駅と同様に駅まで車道が通じていません。さらに駅は断崖絶壁にあり、なぜこんなところに駅を作ったのかと思います。
さらに、豊橋行きに戻り、天竜川沿いにある為栗駅へ。

こちらへ駅まで舗装道路が続いており、秘境度は落ちますが、川沿いにありのんびりできました。

最後に天竜峡の手前、金野駅へ。こちらも駅周辺に何もない秘境の駅という感じでした。



【行程】
豊橋（6：00）→普通・天竜峡行き→中井侍（8：22）
中井侍（8：43）→普通・豊橋行き→小和田（8：49）
小和田（10：12）→普通・中部天竜行き→大嵐（10：17）
大嵐（11：14）→普通・天竜峡行き→田本（11：50）
田本（13：10）→普通・豊橋行き→為栗（13：18）
為栗（13：45）→普通・岡谷行き→金野（14：08）
金野（15：17）→普通・豊橋行き→豊橋（18：24）
豊橋（18：31）→普通・浜松行き→浜松（19：07）
浜松（19：20）→こだま676号・東京行き→静岡（19：46）
静岡（20：20）→ホームライナー沼津8号→沼津（21：00）
沼津（21：03）→普通・熱海行き→熱海（21：22）

エリア 天竜峡(長野)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

大嵐から30分少々。田本駅に到着しました。

そこそこ秘境駅として有名な駅なので、列車内から写真を撮る人が多くいましたが、降りたのは私のみでした。

田本駅 駅

駅舎のようなものはなく、待合室のみあります。

田本駅 駅

待合室のあたりは多少スペースがありますが、ホームはこの幅しかありません。

田本駅 駅

一応次の列車の確認を。
次の列車まで1時間20分ほどあります。

田本駅 駅

天竜峡側はトンネルが続いています。

田本駅 駅

この駅の避難場所はこれから向かう集落にあるようです。

さすがにここは緊急時は危なそうですね。

田本駅 駅

駅の出口は豊橋側。豊橋側もトンネル。出口はトンネルの上に道があります。

田本駅 駅

直接崖に駅名票が打ち付けられています。

田本駅 駅

これが駅の出口です。

田本駅 駅

しばらく線路沿いを進むと急な階段。

田本駅 駅

トンネルの上を通ります。

田本駅 駅

調べてみると、数分後に特急が通過するようです。

見事に電線にかぶってしまいました。

田本駅 駅

道はその先に二股に道が分かれます。

以前は看板があったようですが、訪れたときは見つけられませんでした。

右は崖を下りて天竜川に架かる橋へ道は続いています。その橋を渡ると対岸に向かうことが出来ます。

左は最寄りの集落に向かうことができます。

田本駅 駅

左に進むとひたすら登山道。

つづら折りの道が続いています。

田本駅 駅

途中で天竜川が見える箇所が。

田本駅 駅

途中柵が壊れてしまっている箇所もありました。

田本駅 駅

20分ほど上るとガードレールが見えてきました。

田本駅 駅

やっとで舗装道路に出ることが出来ました。

道路の入口には小さな看板が。

田本駅 駅

で、看板の先はこんな道。この先に駅があるなんて普通思いませんよね。

田本駅 駅

上がった部分には焼肉屋があります。

人気店らしく車が結構止まっています。

田本駅 駅

ちょっとした集落になっているようでお店もありました。

自動販売機もありました。
ちょっとで水分補給を。

田本駅 駅

結構上がったので眺めはいいです。

田本駅 駅

道路沿いにも花が咲いており綺麗です。

田本駅 駅

再び駅に戻ることにしました。
ガードレールとガードレールの切れ間を進みます。

田本駅 駅

帰りは15分ほどで駅へ。

ちょっと時間をつぶし、再び豊橋方面へ。

この列車は3両編成で、転換クロス。新快速に使われるようなタイプの列車でした。

田本駅 駅

3両編成なので空いていました。

ですが、わずか10分ほどで下車。為栗駅へ。

為栗駅 駅

ここはホームから天竜川が一望できました。

為栗駅 駅

25分ほどで天竜峡方面に行く列車があるのでそれに乗ることにします。

為栗駅 駅

田本と同じように待合室のみある駅です。

為栗駅 駅

これで「してぐり」と読みます。

為栗駅 駅

駅横にはパラボラアンテナがあります。なにかの測定用だと思います。

為栗駅 駅

この駅も駅前まで舗装道路が続いています。

ただし、橋の手前に車止めがあり、自動車の場合は対岸で停めて歩いてくる必要があります。

為栗駅 駅

車は通れませんが、頑丈な吊り橋です。

為栗駅 駅

橋の途中から駅を一枚。

為栗駅 駅

渡り終えたところを一枚。車はここまでしか来れません。

為栗駅 駅

ゲートがありますが、道自体は川のすぐそばまで続いていました。

どうやら砂利を運ぶための道のようです。

為栗駅 駅

再び橋を渡り、ホームの先へ。途中から道がなくなり、道なき道を進むと線路へ。

線路を渡らないと写真左の家には向かうことはできませんが、踏切もなにもありません。
本数が少ないので問題にはならないと思いますが。

為栗駅 駅

ホームから観光施設案内の看板が設置されています。

徒歩10分なので列車からもアクセスも可能ですね。

為栗駅 駅

この駅の緊急避難場所。歩いて2時間！
着くまでに疲れそうです。

為栗駅 駅

わずか20分ほどでしたが、再び列車で天竜峡方面へ。

為栗駅 駅

今度も20分ほどで金野駅へ。

金野駅 駅

この駅も何もありません。

どうやら、飯田線の中で一番利用客数が少ない駅で。1日1人も満たないようです。

金野駅 駅

駅名票を一枚。

金野駅 駅

待合室も為栗と同じタイプのものでした。

金野駅 駅

この駅の避難場所も歩いて2時間！

金野駅 駅

ホーム沿いに花が植えられおり綺麗でした。

金野駅 駅

ホームへはこの階段で上がります。

金野駅 駅

どうやら自転車置き場のようですが、今にも崩れそう。

一台も止まっていませんでした。

金野駅 駅

この駅は、舗装道路が駅まで続いており、駅前まで車で来ることが出来ます。

金野駅 駅

この橋は高いところに架かっており、下に川が流れています。

金野駅 駅

こんな道が続いています。

金野駅 駅

しばらく歩くとこんな街灯が。

でも電球が抜かれており、点かないようです。

金野駅 駅

歩いて15分ほどでちょっとした平地が。

ビニールハウスがあり、野菜が育てられていました。

金野駅 駅

農家があるようです。

金野駅 駅

始発から動いていたので、疲れが出てきました。

列車到着まで待合室でゆっくりしていました。

金野駅 駅

豊橋行きがやってきました。

これで飯田線の秘境駅を巡る旅は終わり、今日の目的地熱海に戻ることしました。


（次へ→　http://4travel.jp/travelogue/11193807　）

金野駅 駅

この旅行記へのコメント （1）

• たいきさん 2018/06/06 08:27:09

  お盆期間の飯田線

  はじめまして。
  たいきと申します。
  
  今年のお盆にこの路線を利用しようと思うのですが、
  列車の混み具合がどうだったのか教えていただけないでしょうか？
  
  特に混んでいた時間帯など教えていただけるとありがたいです。