マリナー・オブ・ザ・シーズで巡る　台湾と沖縄 - Day 1 大井埠頭出港

2016/04/29 - 2016/04/30

2016年のクルーズへ出航

ゴールデンウィークがなかなかいい曜日配列だったので
また　ちょっと長いクルーズ　（私としては）に
出ることにしました

初めてロイヤルカリビアンの
マリナー・オブ・ザ・シーズに乗ります

138,279トン
全長　３１０ｍ
全幅　４８ｍ
2003年建造のドリームワークスとのコラボで知られた客船でした

Day 1　品川でチェックイン　大井ふ頭から出航
Day 2　終日航海日
Day 3　終日航海日
Day 4　基隆入港　台湾の休日
Day 5　那覇入港　沖縄の休日
Day 6　終日航海日
Day 7　大井ふ頭へ帰港

楽しい船旅を期待していましたが
こんなに　神経がキリキリ痛めつけられた旅は
本当に久しぶりでした


その顚末を　追々と書いていきましょう

エリア 大森・大井町(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

ドリームワークスとコラボした
豪華客船で
ゴールデンウィークを楽しもう

というさる旅行会社の思惑にはまった私

こんな楽しい
着ぐるみが
あちらこちらに現れるというので

かつてフロリダのディズニーワールドにある
ホテルフロリディアンに泊まった時の
ディズニー漬けになった
楽しい日々の思い出

この船に　つい
同じようなサービスを期待してしまった私

そこから私の思いと
このクルーズが
大きく違っていったようです

もう一つ私の中で
大きく取り違えていたのは
この船の大きさです

乗客定員　３１１４名
乗組員数　１１８５名

それだけの人数が
決められた時間内に

船に乗ったり　下りたり
レストランに行ったり　戻ったり
エンターテインメントに　参加したり

これは相当上手にオーガナイズしないと
大変なことになるのです

集合は　品川のインターシティーと
連絡がありました

品川駅からインターシティーC棟まで
車で移動

歩くと１０分以上かかりそう

私が引き連れていたのは
９１歳　一人
８４歳　一人
８２歳　一人

車移動が　ベストに思われたのです

ところが

Ｃ棟に着いてみたら
品川駅に向かって
ご覧のとおり長蛇の列

仕方がないから
三人をＣ棟に残し
私一人で　トコトコと
品川駅方面に逆戻り

何とＢ棟も越えて
限りなく品川駅近くに
戻ってきてしまいました

オーマイゴッドです

通路には
ゴチャゴチャした列があり

誰も自分が正しい列にいるのかどうか
確信が持てず
イライラ

それでも
荷物を持った人の列と
荷物を宅急便で送っておいた人の列に
ざっくり分かれていたのですが

途中で係の人に案内された一団が
既にあった二つの列の真ん中に
新たな列を作ってしまったから　た〜いへん

どこかから
怒号も・・・

雰囲気がなんだか楽しい旅行の前

というよりは

バーゲンセールに殺到している人の列

みたいになっちゃって・・・

やっと　たどり着いたＣ棟
待たせておいた父たちと合流

ここまでで　すでに一時間

荷物を預けるエリアに到達するまで
そこからまた３０分

品川に到着してから
１時間半経っていました
家を出てから
もう２時間半以上です

やっと座れました　（−＿−；）

でも　荷物の預かり場所のスタッフは
のんびりしたもの

ムーッとした乗船客の表情と
対照的に　リラックスムード

おかしいな　このツアーのオーガナイザー

と初めてこの時　危惧を抱いた私

そしてそれが当たっちゃうんですよね

ひと休みする間もなく
また椅子から追われ

今度はチェックイン手続きのカウンターへ

もちろんこの部屋にも
椅子はなし
あるのは長蛇の列ばかり...

１５分以上かかって
手続きを終えると

今度は外へ誘導されました

これが

大井ふ頭行のバスを待つ列

高齢者や小さい子供連れの多い船旅には
全く向かない　この状況

父は元気なのですが
叔母たちが疲れてしまっていて

私は気が気じゃなかった！

やっと来たシャトルバスを見たら
都バスの貸し切り

地方にお住みの方に
念のためご説明すると
この手のバスには
座席が少なく
沢山乗客を詰め込むように
空間を多くした構造

係の方に

ずっと立ちっぱなしだったので
座りたいから一台待ちます

と言ったら

まだまだ座れますから
乗って下さい　

と一台待ちを許してくれない
次々にバスが来ているというのに…

９１歳　８４歳　８２歳を引き連れた私は
気弱く　
　《本当かな　＾＾Ｖ》

しぶしぶ乗った

幸い高齢者３名の席は確保できたものの
品川駅到着以降　ほとんど立ちっぱなしの私は
やはり立ち続けることになり

都バスの中で　揺られること30分
ポールにしがみついたまま
大井水産物ふ頭まで　くたくたになりながら
運ばれていったのです

税関はこの埠頭にありました

やっと船にたどりついた時には
品川から３時間半
何と家を出てから
４時間半もの時間が
すぎていたので〜す

これで　怒りませんか？

色々なクルーズ船に乗って
こんな目にあったのは
初めてです

オレンジ色のジャケットを着た
スタッフの数は
確かに多いのですが

何もしていない...

指示が出ていないのか…

押し寄せる乗客に
ただただ　皆さん　おろおろ　

キャビンに入室するまで
ビュッフェで　食事をしながら
お待ちください

と言われて　上がってみたカフェには

席がない…

キャビンにたどりついた時には
本当に　へとへと

こんな混乱状態が　このクルーズ中
ズーッと　続くなんて

この時　誰が　予想したでしょう

今回はお財布の都合で

デッキ付きの部屋を一つと
内側の部屋を二部屋予約

私は内側の部屋を使用したため
外の様子が　テレビでしかわかりません

すぐに　デッキ付きの部屋に移動

外をのぞくと
音楽隊の演奏に間に合ったことが
わかりました

デッキから見える風景は
大井埠頭の倉庫街側でした

まあ　この埠頭には　
いつも製品の輸出時にお世話になってますから
文句を言ったら　バチが当たりそうですが・・・

横浜の　大桟橋の美しさには
比ぶべくも無く

大井ふ頭出発の船は
避けたいなあと　思いました

上部デッキに上がって
反対側を見たら
きれいでしたけれどね

レインボーブリッジ
ヒルトンお台場ホテル
右奥には　スカイツリー

タグボートが近づいてきました

出港時間が迫っているようです

スカイツリーって
凄いなあ

どこからでも見えている

航空機の飛行する
大きな音が聞こえてきたので
思わず　上を向きました

羽田から飛び立った
国内線でしょうか

このお腹の色は
バニラエアーのようです

羽田を飛び立ったところのようです

上階のデッキです

あまり人がいない

きっと船内で
何か催し物でも
やっているのだろう

私は景色を見る方が好き！

トイレを探して
１４Fの中に入ってみたら

２０１２年に改造した船内
かなりオシャレ

この船はバハマ船籍

大井水産物ふ頭には初入港

前年まで３年連続で来ていた
ボイジャー・オブ・ザ・シーズの
姉妹船です

洋上の街

と呼ばれている
マリナー・オブ・ザ・シーズ

少し船内を探検します

いくつかあるプールの一つ

一番　端まで歩いていくと


東京港が見渡せます

離岸を始めました

羽田空港と　管制塔が　見えてきました

手前の緑の部分は
城南島海浜公園

都のお知らせによれば
大井ふ頭出航の船を見学するには
この海浜公園が絶景のポイント

城南島海浜公園 公園・植物園

あっ　東京タワーだ！

芝から三田　品川に続く
新しいビル群も見えています

すごいスピードで
船が横を通り過ぎていましたが

どこからきたのでしょう

東京ゲートブリッジ

新木場と城南島を
結んでいる

実に　美しい橋

ディズニーランド側から見ると
恐竜みたい
でも　ここから見ると
蝶みたい

羽田空港がだんだん遠のいていきます

タグボートも
ここで役目をおわるのかな？

羽田空港が遠くになってしまったので
船の探検に戻りましょう

この船の売りの一つ
ボルダリングの壁

ミニゴルフ場

この辺りは風が強く
せっかくのこういった設備を
使えない日も　多かったです

こちらは
バスケットボールコート

サッカーにも使っていましたね

四阿の向こうに
ローラースケートの
コース

ユースまでの子供達のための
ゲームセンター

プロムナード

着ぐるみのパレード
船長の挨拶
など
このプロムナードで
開催されます

プロムナードは
まるでどこかの街みたいです

プロムナードの端です

アクアラインの風の塔

遠くにスカイツリー

4時半に出航しているので
だんだん夕暮れっぽくなってきています

川崎沖　5キロ地点

風の塔 名所・史跡

数日ですが　東京とお別れです

船内に戻りました

この船には
アイススケート場があります

リングサイドで
登録をします

子供達の場合
保護者のサインが必要です

従兄弟の子供は高校生でしたが
それでも保護者のサインを要求されました

一度登録すると カードに丸い穴をパチン
この穴を見せると 次は簡単に
滑れます
一回 ３０分の時間制限があります

スケート靴とヘルメットは
貸し出してくれました

小さいリンクの中で 沢山の人がすべっていたので ちょっと大変

メインダイニング

ここでまた問題発生

食事の時間も指定されているし
テーブルも決まっているのに
ダイニングの外に
長蛇の列
そして通路は人の動線がきちんと確保されていないために
大混乱

席に着くまで　15分ぐらいかかったのです！

ブルゴーニュ風　エスカルゴ

柔らかいエスカルゴに
ハーブバターソース

アスパラガスのスープ

じっくりローストした
プライムリブ

すずきとタイガーシュリンプのソテー

デザートとコーヒー

部屋に戻りましょう

ここは
大人用のカジノ

船内のピアノバーの様子

まだ　あまり人が集まっていません

私達もとても疲れたので
キャビンに戻って
寝てしまいました

この旅行記へのコメント （5）

• KRNさん 2017/06/01 10:27:55

  これはひどい！

  日本の港も従業員も大型客船に全く対応できないんですね。
  私も以前、大桟橋で散々な目にあったので（コスタビクトリア）、客船誘致よりもターミナル整備をしてほしいな〜と感じました。
  
  RCIは楽しい船なのに、出だしがこんなじゃ胃も痛みますね。
  お疲れ様でした。

  M-koku1さん からの返信 2017/06/04 10:10:14

  RE: これはひどい！

  > 日本の港も従業員も大型客船に全く対応できないんですね。
  
  特別に悪かったクルーズに
  あたってしまったようです・・・
  
  どうにかなるさ　的　楽観主義者のＭですが
  この時は　怒りが　フツフツと・・・
  
  > 私も以前、大桟橋で散々な目にあったので（コスタビクトリア）、客船誘致よりもターミナル整備をしてほしいな〜と感じました。
  >
  > RCIは楽しい船なのに、出だしがこんなじゃ胃も痛みますね。
  
  
  去年コスタビクトリアに乗りましたが　とてもコスパがよくって　
  実に快適でした　
  ひどい時期もあったんですね　
  或いは　主催していた　旅行会社のせいだと思います
  
  このマリナーの主催者も　新たにクルーズに　手を伸ばした
  日本を代表するような　大手旅行社でしたが　
  どうにも　ひどかった！
  
  今までも　この旅行社は避けていたのですが　
  今後は　もっと避けると思います　
  
  ではまた　
  Ｍより

• toc blancさん 2016/08/15 15:10:51

  大変でしたね

  Ｍ-kokuさん
  
  このオペレーションはヒドイですね
  
  わたしも2014ＧＷで、同じく品川のビルでの手続きに
  並びました（同じようにお粗末な対応でしたが）
  コレほどひどい長蛇ではありませんでした
  
  せっかくのクルーズが出だしからコレでは…
  続きを、おそるおそる　お待ちしておりまする
  
  toc

  M-koku1さん からの返信 2016/08/15 22:33:34

  RE: 大変でしたね

  tocさん
  
  そうなんです
  泣いちゃいますよ
  
  あまりに不愉快だったので
  なかなか旅行記にする気にならなくて
  
  今度はコスタに乗船してみようと思ってます
  
  金沢発ですって
  
  どうなりますことやら
  
  Mより
  

  toc blancさん からの返信 2016/08/16 20:14:54

  RE: RE: 大変でしたね

  M様
  
  次はコスタなんですね！？
  楽しみですね〜
  
  またお邪魔します
  
  toc