散策気分で　伊吹山。　人生初めての登山は　濃霧。

2016/07/28 - 2016/07/28

2016年7月。　昔から　登山や山歩きは　大の苦手で　生きてきました。

伊吹山は　頂上付近まで車で行けるし　この時期は　高山植物が　とても綺麗だから・・・・と誘われ　
つい、その気になつて　行ってまいりました・・・・・


吹田インターから　名神を走り　2時間。

関ケ原インターで降り　伊吹山ドライブウェイの　料金所で　係りの
オジサンから「道は濃霧で　頂上も　霧が深いですが　それでも　行きますか？」

梅雨も明けて　連日の晴れ続き。

走行中は　時折　小雨も降ったけど　目的地は晴れ。　と決めつけていた私たち。　　
いきなりのフェイントをかまされ　一瞬迷ったものの　そのまま　頂上近くの　駐車場へ　行くことに。　

http://www.ibukiyama-driveway.jp/enjoy/climbing/
伊吹山

エリア 関ヶ原・垂井(岐阜)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

伊吹山のドライブウェイ。　晴れてれば　さぞや眺めが良いのでしょう。が、
この日は　視界5メートル程度。

すぐ前を　のろのろ走る　車のテールランプも　見えない程の濃霧の中　
時速３０キロを下回るスピードで　ハンドルにしがみつきながら　運転。

無事　駐車場に　到着。　真夜中の様ですが　朝の　９時３５分です。

この時点で　頂上を目指す気は　独り、失せていて
レストランで　友人たちの帰りを待っとこ・・・・と　密かに。　　

こんな　お天気にも関わらず　ツアーバスはどんどん入ってきます。

皆さん　気合の入った　装いです。

レストランには　すでに多くの人が居ます。

そして　頂上から降りてきた人も多々。

みな一応に　ちゃんとした登山用の服装だ。

軽装の人ですらヤッケみたいな物を　来ています。

そして私はというと　ブラウス一枚。　持参している物はカメラと　水筒と　日傘を入れた　ショルダーバック。

まさか・・・・・・あなた、上着は？　と、　友。

何人かに　登山道の状態を聞いてみると　初心者には　ちょっとシンドイかも・・・頂上までは３０分。

高山植物は　ちらほら見えるけど　霧が深く　眺め最悪。

ええ〜〜〜　私　ここで待ってる！

ラーメン　食べて　待ってるよ〜〜　

結局　ここまで来たんだからと　友人に　そそのかされ。上着を貸してもらい　山道へ・・・

皆さん　しっかりとした　山歩きスタイルです。

道は　小石がゴロゴロで　歩きづらい・・・・一応　私も　スニーカーですが。

鹿さん除けのネットが張り巡らされています。

植物にも全く興味がない私。

でも　せっかくだから　カメラに収めます。

周囲　霧で　眺めを堪能することもできないので　ひたすら道と花を　撮るしかなくて・・・・

チラホラ　見かける　高山植物たち。

相変わらずの　靄が立ち込める悪天候。

こんなところで捻挫なんぞ　したら　大変。
二週間先に　旅行が控えておる。

気を付けながら　一生懸命に歩いていて　友人たちと逸れてしまった〜〜〜

置いてかれた・・・！　と思ったら　みんな　ずーっと後ろ、下の方に　姿が見える。

おーい。　先に行くよーーー！！

石ころは　段々　形状が変わり　荒々しい　岩コロだらけ。

注意しながら　一歩一歩　歩きます。

もう　清々しい眺めは　諦めました。

あー　晴れてきた〜〜かな？

一瞬　山の稜線が　垣間見えましたが・・・・

すぐ　雲間は無くなり・・・・

一面　霧。

一部分だけ　頑丈な　鹿除けフェンスで　囲んでいる　スペースがあり
そこだけは　かつての　お花畑を　見ることが出来ます。

囲われエリアの　お花畑。

霧が邪魔して　写りが　キリッとしないので　ちょこっと加工　してみました。

ほんとは　こんな感じ。

加工済。

ほんとは　こんな感じ。

伊吹山は　１０年ほど前から　鹿に　高山植物を食い荒らされるようになり
以前のような、一面　お花畑〜〜〜　という　美景が　見られなくなってきたそうです。

鹿だけのせいでは無く　たぶん　温暖化や　気候の変化によるところも多いのでは・・・と　感じます。

なので　このフェンスに囲まれた　一部のエリアだけに　かつての伊吹山の景色を
眺められるんだそう。

友人に言わせると　昔の伊吹山の　美しさは　こんな　ちょろいもんじゃ　なかった。　らしい。

こんなんだったら　誘わなかったわ・・・と。

霧の中でも　お花だけは　間近で撮れるので綺麗です。　

お花畑エリアを　過ぎると　お花は　所々にチラホラ。

登山道を登り始めて　40分。
やっと山頂の　山小屋が見えてきました。

旗が一杯　はためいていて　落ち武者の隠れ里に　出くわした　
ホラ貝でも吹きたい気分です。

山頂は　すごい人！　ビックリです。

何にも見えない　山頂。

ホンマに　ここが　テッペンかいな〜

こんな悪天候でも　ご来光を　拝みに　みなさんは　随分と早くから　
登られて来たんでしょう・・・・・見た感じ　結構な　お歳の方々。

アッパレ　脱帽です。

慰霊の墓標かな？　と思ったら・・・

山頂の　しるしでした。

ブラウス一枚の　山を小馬鹿にした　私のイデタチ。　
こんなのが　イの一番に遭難して　迷惑かけるんですね。　反省です。
　

リュックを背負って　前を歩く　友。

登りは　一番楽な　西コースを　歩き　帰りは　階段のある中央コースを歩きます。

しかし　数段　帰りの下りの方がキツかった。

霧に湿った山道は　滑りやすく　木で　こしらえた階段も　気を抜くと　つるっと
滑ってしまいます。　

珍しい　百合のような・・・植物。

駐車場　近くまで降りてきて　やっと　写真を撮る余裕が出来ました。　

山頂近くの　駐車場は　夜中の３時から　開いてます。

想像していたような　お花畑は　見れなかってけれど
人生で初めて　そして最後の　山登りは　お終い。　

満足です。

車で　山を下っていくと　地上は　素晴らしいお天気。

お天気は　良いけど　日焼けが気になる年頃なので　かえって日差しがない方が　良かったね〜〜〜と　皆で慰めあう・・・

で、ランチは　あらかじめ調べておいた　このお店。
http://www.guruman.co.jp/ec/pannomori/

パンの森。

ベーカリーですが　ランチもあり。

お店は　拡張工事中ですが　営業してます。

友　それぞれに　ランチを選び、私はこれ、エビの濃厚スープランチ。

ほんとに　とても濃厚なエビのスープ。　つけ添えのガーリックパンを
スープにつけて頂きます。　美味しい！

大盛のパン、食べれないわ〜〜と言いながら　残さず完食。

テリーヌ、ソーセージのランチ。

シチューも　ボリューム満点。　お味も　濃すぎず　丁度いい感じで　美味しい。

パンが　とても美味しい　ベーカリーでした。

名古屋にも　支店があるそうです。

この旅行記へのコメント （2）

• akikoさん 2016/08/06 23:31:33

  お疲れさまでした

  ヴェラnonnaさん、こんばんは
  
  せっかくお花が楽しめる伊吹山に行かれたのに、濃霧が出ていて残念でしたね。
  
  よく伊吹山はバスツアーのルートの一部になっていますが、車を止めての山登りも人気があるのですね？
  
  さすがに、このような濃霧で写真も撮れない状況だと、私もヴェラnonnaさんと同じく「ラーメン食べて待ってる」派ですね（笑）それでも結構急な山道を登られて山頂まで到達されたのですね。お疲れさまでした！！晴れていたら、きっと眺めは良かったのでしょうね〜　
  
  きつい山登りで達成感を味わった後のベーカリーでのランチは、さぞ美味しかったことでしょう。
  
  山登りの途中でも高山植物がたくさん咲いているみたいですし、お天気が良い日なら、私も挑戦してみたい気分になりました。
  
  akiko

  ｳﾞｪﾗnonnaさん からの返信 2016/08/06 23:53:35

  RE: お疲れさまでした

  akikoさん
  
  こんばんは。
  
  不鮮明な　写真ばかりなのに　読んでいただき　投票も、ありがとうございます。
  
  海育ちのせいか　山歩きは　もっぱら苦手でして
  人生初の　山歩き　となりました。
  
  ご覧いただいた通り　景色は　さっぱりで　運が良いのか　悪いのか
  そのお蔭でと言いますか
  早く　山から　下りてこられました（＾＾
  
  お天気が良ければ　素晴らしい眺めが堪能できるのでは・・・・と思います。
  
  実際　レストランのテレビに映し出られる　伊吹山の景色は　清々しいものでした。
  
  私の　伊吹山記では　その良さがお伝えできませんが
  ぜひ　機会があれば　どうぞ　足を伸ばしてみてください。
  
  ベーカリーは　おススメです。
  
  ｳﾞｪﾗnonna