2016/04/17 - 2016/04/17
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ポポポさん
米国CNNに「日本の最も美しい場所31選」として選ばれた元乃隅稲成神社。昨年3月にウエブ上で発表されて以降、青い海と赤い鳥居、緑の木々で構成された配色のコントラストを求めて観光客が大挙押し寄せてきています。
近頃は大型バスで中国や韓国のツアー客も来ているそうです。
外国人に荒らされる前に見てみたいと思い日帰り旅行を決行しました。
ナビには「元乃隅稲成神社」では該当が無いので、「龍宮の潮吹」で入力し、後はナビの指示に従って車を走らせました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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ナビに「龍宮の潮吹」と入力して出発。(元乃隅稲成神社では該当がありません。)
山陽自動車道から中国自動車に入り一路下って行きます。中国自動車道を下っていると、災害派遣で現地に急行する多数の自衛隊の車両部隊に出会いました。車両の横には「災害派遣○○駐屯地」の幕が張られ、各地の部隊が熊本に向かっていました。
自衛隊の皆さん、ご苦労様です。災害救援よろしくお願いいたします。
こんな気持ちで車両を見送りました。
写真は自衛隊の車両を写したものですが、運転しながらのためズームがうまくいかず判別しにくい写真になりました。
さて車は美祢インターで下りて一般道を北にすすんで美祢市から長門市に向かいました。
長門市からは国道191号線を西に向かい日置から北方に向かいました。 -
峠を越えると写真のような場所が見えてきました。海沿いの岩場に目指す稲成神社があるんです。。
峠を下りて行くとT字の交差点に出ます。ここからは一方通行、この交差点を左折し、このまま進むと神社の駐車場に着きます。
神社の向かい側に自家用車に無料駐車場がありました。 -
神社の入り口には赤い大きな鳥居があります。
幸いなことに、日曜日でしたが観光客はさほど多くありません。韓国や中国のうるさいツアー客も来ていませんでした。
では稲成神社をゆっくり観光しましょう。この鳥居を潜った先には・・・。元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会
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イチオシ
米国CNNに選ばれた景色が右側に見えてきました。
赤い鳥居は昭和62年から10年かけて奉納されたもので、その数は123基あるそうです。
海の青さと鳥居の赤、木々の緑のコントラストが素晴らしく「日本の美しい場所31選」に選ばれたのがこの風景です。但し木々の緑は5月以降でないと美しくはありませんので新緑の時期に観光される事を勧めます。
なお、ここは北長門国定公園の一部ですので海岸線と海は美しいと思います。元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会
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ここは強風があたる場所なので、この日も白波が立っていました。
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鳥居に横にはこの神社の由来が掲げてありました。
元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会
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由来によるとこの稲成神社は新しい神社で、島根県津和野町にある太鼓谷稲成神社から分霊された霊験あらたかな神社だということでした。
全国に稲荷神社は4万社ありますが、稲成神社はこの神社と津和野の太鼓谷稲成神社の2社しかありません。 -
もう一度神社の境内から鳥居の全景を見てみましょう。
鳥居が「龍宮の潮吹」の方に蛇行して伸びています。奉納があればさらに海に向かって伸びて行くんでしょうか。 -
大鳥居の所に戻って来ました。この鳥居にはここならではの有名なある物があるんです。
それは何でしょうか?それは鳥居の上の方にあります。
ではカメラを近づけてみましょう。 -
キツネの姿の所に何かありますね。字がかいてあります。
ではもっと寄ってみましょう。 -
何と鳥居の上部真ん中に賽銭箱があります。
そうなんです。この神社は賽銭箱が鳥居に取り付けてある事で有名な神社なんです。
この賽銭箱に賽銭を入れる事ができれば願が叶うと言われています。
周囲にいる人達が賽銭入れに挑戦していますが、なかなか入りません。
私も6回挑戦しましたが賽銭箱に入りません。何度かやるうちに腕の振りの強弱、放り投げる角度などの感覚が分かって来てニアピンになりましたが、それでも入りませんでした。
熱くなると入る物も入らないので、時間を置いて再度挑戦する事にしました。
先に神社にお参りしましょう。
賽銭をあげずにお参りですから少し気が引けましたが、入らない物は仕方ありません。
その点は参拝の時にお詫びしましょう。元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会
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大鳥居を潜るとテレビ番組「なにこれ珍百景」に認定された事が掲示されていました。
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そこから眺めた風景がCNNで選ばれた景色です。
元乃隅神社 (もとのすみじんじゃ) 寺・神社・教会
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境内を真っ直ぐ進むとさらの赤鳥居があり、その奥に社務所の建物があり、その奥に石の祠の社殿がありました。
なお、社殿は写真には撮りませんでした。 -
社殿から赤い鳥居の中を潜って下に降りて行くと広い平たい岩場に着きました。室はこの岩場の右側の断崖部分が「竜宮の潮吹」と言われる場所なんです。
この崖の下に小さな空洞があり、冬の強い北西の風によって打ち寄せられた波が空洞内にに圧縮した空気によって一挙に吹き上げられる自然現象のことを、地元の人が龍神のなせる技として「龍宮の潮吹き」と呼称していたんだそうです。
今日は風が強いんですけどどうでしょうか?
潮吹が見れるでしょうか? -
海水が吹きあがり「龍宮の潮吹」の片りんは見えますが、海水の先が北東無いし東風にあおられて、吹き飛ばされています。
やはり冬の海がシケるような北風か北西の強風の吹く時期でないと見ることが出来ない現象のようです。龍宮の潮吹 自然・景勝地
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次に吹きあげた海水もこの程度の高さでしかありませんでした。
「龍宮の潮吹」を見るには11月の下旬か12月がいいようですが、ここは寒いでしょうね。雪でもちらつけば寒くてここには来れないでしょうね。
ここは強風が吹きすさぶ所として有名な場所ですから。
こう随分昔の2月にここに来たことがありますが、とにかく風が強くてじっとしていると吹き飛ばされそうで、そして寒くて寒くて、「龍宮の潮吹」を見るまでもなくすぐ帰った事を思い出しました。 -
「龍宮の潮吹」の説明板です。こんなに高く海水を噴き上げるんですね。
またここは「龍宮の潮吹」のビューポイントだそうです。 -
鳥居の所にも「龍宮の潮吹」の説明板がありました。
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広く平らな岩場です。海は日本海。
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鳥居の終わりの方からは小さな社殿が望めます。
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では、鳥居を潜ってもどりましょう。
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奉納された鳥居。
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鳥居をくぐって社殿の方に上がって行きます。
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再び大鳥居の前に来ました。
再度賽銭入れに挑戦しましょう。一投目失敗。二投目見事賽銭箱にスポット入りました。
周囲の観光客からは「オオーッ」というどよめきが起こります。後からは「スゲー、今一発で入った。」と大きな男性の声が聞こえました。
何やら気恥かしいやら、ちょっと自慢気な複雑な気持ちでした。
「一発ではないんです。7回も失敗しました。」そうなんです、二人組の男性には一発で入ったように見えても7回も失敗しているんです。
失敗する度に要領は分かってきましたけど・・・。
でもこれで安心して帰れます。 -
駐車場からもう一度鳥居の風景を見て帰る事にしました。
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変える途中で東後畑棚田に寄ってみました。ここは日本棚田100銭に選ばれた棚田ですが、棚田としてはさほど景観が素晴らしいとはおもえませんでした。
この程度ならどこにでもありそうな棚田の風景です。
ここはイカ釣り船の漁火が日本海に無数に輝く光景が美しく、日本海を眼下に棚田が珍しいとのことで100選に選ばれました。
田植え前の田んぼに水が張られた状態で、漁火を見ることが出来る5月の夕方から夜にかけて、多くのカメラマンが写真を撮るためにここに集まってくるんだそうです。
ここにはその棚田とイカ釣り船の漁火の写真がパネルにして展示されていましたが、心無い人によってその写真パネルはナイフのような物で傷つけられていて、怒りを覚えました。
まだ新しい物と交換されていなかったので最近傷つけられたのかもしれません。東後畑棚田 自然・景勝地
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棚田を後にして午後になると急激に天気が良くなり快晴になりました。
観光日和になったので、折角ですから近くにある千畳敷に寄りました。
ここも北長門国定公園の中の観光地で、景観が素晴らしい所です。千畳敷(山口県長門市) 自然・景勝地
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青い海と青い空。そして海岸美。これが北長門国定公園の醍醐味です。
本当にいい天気になりました。快晴です。午後になると太陽の光線が良い具合に差し込んでくれて、とても綺麗な色になりました。千畳敷(山口県長門市) 自然・景勝地
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こちらに見える島、半島は青海島、その奥が萩市です。
千畳敷(山口県長門市) 自然・景勝地
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ここからの景色は綺麗ですね。空気が澄んでいればはるか島根県境の山まで見ることができるようです。
周囲の景色の説明図にはそんな山も書き入れてありました。 -
この前の島が青海島のようですね。ここの海岸も美しい所です。
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ブルーに染められた海と空。
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ここが名高い千畳敷。
千畳敷(山口県長門市) 自然・景勝地
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皆さんにも、一度は来て見ていただきたい場所でした。
この写真、実際よりも写真の方が綺麗かもしれない。 -
千畳敷に一件だけある食堂兼売店です。
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昔懐かしいラムネを販売していました。
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今日は日帰り観光ですのでこの千畳敷を最後の観光地として早目に帰路に着くことにしました。
短いですが旅行記はこれで終わりです。
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